ベートーヴェンのピアノ協奏曲録音史上、最も刺激的なグールドの名演が5枚組アナログLP盤で限定発売!
ベートーヴェン生誕250年記念リリース。
ベートーヴェンのピアノ協奏曲録音史上、最も刺激的なグールドの名演が、5枚組アナログLP盤で限定発売。
グレン・グールド/ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
グレン・グールドが1955年から1982年にかけてソニー・クラシカルに残した一連の録音は、まさにアメリカ・レコード産業における録音技術の革新の時期と並行して行われました。特にステレオ録音は、LP時代、矢印と360を組み合わせた「360サウンド」として知られた、左右に広がり感があるのが特徴的なステレオサウンドで収録されており、その鮮明な再生音がグールドの演奏の独特の魅力を一層高めることになりました。
1957年から1966年にかけて、グールドが3人の指揮者、3つのオーケストラとの共演で完成させたベートーヴェンのピアノ協奏曲全集を各曲1枚に当てる贅沢なカッティングで5枚組LPセットとして限定復刻いたします。協奏曲においてもソロの場合と同様にグールドの個性が濃厚に表出され、共演する指揮者・オーケストラはその個性を盛りたてています。自作の対位法的なカデンツァを使用した第1番では名匠ウラディミール・ゴルシュマンの軽快かつ緊密な伴奏が新鮮で、レナード・バーンスタインとの共演になる第2番~第4番は濃密な情緒を醸し出し、レオポルド・ストコフスキーと共演した「皇帝」では、ピアノ独奏はオーケストラパートのオブリガートと化し、交響曲を思わせるスケールの雄大さを獲得しています。
いずれも2015年にリリースされた81枚組の「グレン・グールド・リマスタード」のDSDリマスター音源を使用しています。
(ソニーミュージック)
収録内容
ベートーヴェン:
<LP1>ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15
<LP2>ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.19
<LP3>ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37
<LP4>ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
<LP5>ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」
【演奏】
グレン・グールド(ピアノ)
ヴラディーミル・ゴルシュマン(指揮)コロンビア交響楽団(第1番)
レナード・バーンスタイン(指揮)コロンビア交響楽団(第2&3番)
レナード・バーンスタイン(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック(第4番)
レオポルド・ストコフスキー(指揮)アメリカ交響楽団(第5番)
【録音】
1958年4月28, 30日&7月1日(第1番)、1957年4月9-10日(第2番:モノラル)、1959年5月4-5日(第3番)、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ/1961年3月20日(第4番)、1966年3月1, 4日(第5番)、ニューヨーク、マンハッタン・ センター
(アナログ・セッション・レコーディング)
[オリジナル・プロデュサー]ハワード・H・スコット(第1番~第4番)、アンドルー・カズディン(第5番)
[オリジナル・マスター]3トラック・アナログ・マスター(第1番、第3番~第5番)、シングル・トラック・アナログ・マスター(第2番)
カテゴリ : ニューリリース | タグ : BEETHOVEN 2020 高音質(クラシック) クラシックLP
掲載: 2020年03月13日 13:00