ギュルバダモーヴァがマティアク&ラインラント=プファルツ州立フィルとドホナーニの“ピアノ協奏曲第1番&第2番”を録音!
[CapriccioMusicMedia 公式チャンネルより]
話題の女性指揮者マティアクと、ドホナーニの研究者であるピアニスト、ギュルバダモーヴァがタッグを組んだドホナーニのピアノ協奏曲集
名指揮者クリストフ・フォン・ドホナーニの祖父、エルンスト・フォン・ドホナーニ(エルネー・ドホナーニ)。ピアニストとして、また、教育者としてもアニー・フィッシャーやゲオルク・ショルティなど数多くの弟子を育て上げた優れた功績で知られます。
作曲家としても交響曲、協奏曲、数多くの室内楽作品を残しましたが、それらはほとんど演奏されることなく忘れられていました。しかし、21世紀になって、ようやくいくつかの曲が蘇演されたことで、人々はロマンティシズムと官能性に溢れたドホナーニ作品を知ることができるようになりました。
この2曲のピアノ協奏曲は、ブラームスの影響を感じさせる重厚な雰囲気の中に、ハンガリー民謡をはじめとした多彩な素材が織り込まれた技巧的な作品です。
ピアノを演奏しているギュルバダモーヴァはモスクワで生まれ、グネーシン音楽学校で学んだピアニスト。長年に渡りドホナーニ作品を研究し、2018年には2枚組のピアノ作品集(C5332)をリリース。こちらも高く評価されています。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
ドホナーニ(1877-1960):
ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.5(1897-1898)
1.第1楽章:Adagio maestoso - Allegro - Molto adagio
2.第2楽章:Andante
3.第3楽章:Vivace - Tranquillo - Tempo I - Molto tranquillo - Vivace -Maestoso - Presto - Poco piu presto - piu presto
ピアノ協奏曲 第2番 ロ短調 Op.42(1947)
4.第1楽章:Allegro - Legato - Animato - Meno mosso - A tempo
5.第2楽章:Adagio, poco rubato
6.第3楽章:Allegro vivace - Piu mosso - A tempo
【演奏】
ソフィア・ギュルバダモーヴァ(ピアノ)
アリアーヌ・マティアク(指揮)
ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
2019年5月27-31日
Ludwigshafen,Philharmonie
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2020年03月24日 00:00