2019年フィレンツェ五月祭における蘇演版!スポンティーニ:歌劇“フェルナンド・コルテス”
[Dynamic opera and classical music 公式チャンネルより]
ナポレオン列席のもと初演が行われたスポンティーニの歌劇《フェルナンド・コルテス》。2019年、フィレンツェ五月祭歌劇場での蘇演版が日本語字幕付きで登場。
スポンティーニの知られざる歌劇《フェルナンド・コルテス》。この作品は、1808年の「ナポレオンによるスペイン侵攻」を後押しするためのプロパガンダ作品としてナポレオン自身の依頼によって創作され、1809年の初演もナポレオンの臨席のもとに行われています。
この作品は、初演当時、華麗な音楽と優雅なバレエを伴った壮大な舞台が大いに受けたものの、ナポレオンの没落とともに忘却の淵に沈むという運命をたどりました。
本映像は1809年の初演版による2019年のフィレンツェ五月祭における蘇演の収録です。
チェチーリア・リゴーリオによる演出はコルテスの腹心の武将モラレスの回想によってコルテスの栄光に満ちた『征服者』と残虐な『侵略者』の二面を同時に描出するという野心的な試みです。
ベルリオーズやワーグナーに多大な影響を与えたという華麗でロマンティックな管弦楽、実力派の歌手たちが織りなす緊迫感溢れる歌唱、そして野性味溢れるダンスを2018年に新国立歌劇場で『カルメン』を振り話題を集めた、フランス・オペラのスペシャリスト、ジャン=リュック・タンゴーが見事にまとめあげています。
(ナクソス・ジャパン)
【演目】
スポンティーニ(1774-1851):歌劇《フェルナンド・コルテス またはメキシコの征服者》 3幕の悲劇
エティエンヌ・ド・ジュイ&ジョセフ=アルフォンス・デスメナール:台本
フェデリコ・アゴスティネッリの批判校訂による1809年初演版
【出演】
フェルナンド・コルテス…ダリオ・シュムンク(テノール)
アマジリー…アレクシア・ヴルガリドゥ(ソプラノ)
テラスコ…ルカ・ロンバルド(テノール)
アルヴァロ…ダビー・フェリ・ドゥラ(テノール)
メキシコ人の神官…アンドレ・クルヴィユ(バリトン)
モラレス…ジャンルカ・マルゲーリ(バリトン)
スペインの将校…リザンドロ・グイニス(バス)
2人のスペイン人の囚人…ダヴィデ・チアロッキ、ニコロ・アイロルディ、他
ジャン=リュック・タンゴー(指揮)
フィレンツェ五月祭管弦楽団
フィレンツェ五月祭合唱団
ロレンツォ・フラティーニ(合唱指揮)
新トスカーナ・バレエ団
チェチーリア・リゴーリオ(演出)
マッシモ・チェケット&アレッシア・コロッソ(装置)
ベラ・ピエラントーニ・ジュア(衣装)
マリア・ドメネク・ヒメネス(照明)
アレッシオ・マリア・ロマーノ(振付)
テツィアーノ・マンチーニ(ビデオ・ディレクター)
フィレンツェ五月祭歌劇場の新プロダクション
【収録】
2019年10月16,20日
音声:フランス語歌唱
PCMステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)
字幕:日本語・イタリア語・英語・フランス語・ドイツ語・韓国語
画面:16:9 REGION All(Code:0)
Blu-ray…2層 50GB 1080i High Definition
収録時間:192分
音声:フランス語歌唱
PCMステレオ2.0/Dolby digital 5.1(DVD)
字幕:日本語・イタリア語・英語・フランス語・ドイツ語・韓国語
画面:16:9 REGION All(Code:0)
DVD…片面2層ディスク×2
収録時間:192分
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2020年03月26日 00:00