Arca(アルカ)|ビョーク、ソフィー、ロザリアら豪華ゲスト参加!華麗なる変化を遂げた4作目のアルバム『KiCk i』
多くの華やかなヴォーカル・トラックが詰まった本作は、インダストリアルな音色によるランダムでアグレッシヴなビートと抽象的なニュアンスを醸すシンセ・サウンドに、エモーショナルな歌といった多数の要素が次々と出現し、これまで誰も聴いたことのないエクスペリメンタル・ポップ・ミュージックが完成。
前作同様アルカ自身が声を聴かせる作品でもあるが、『KiCk i』には個性的なゲストも多数参加している。その筆頭はビョークであり、以前からアルカとめざましいコラボレーションを重ねてきた彼女は「Afterwords」で圧倒的な歌を披露している。
その他、ロンドンをベースとするプロデューサー/シンガーのシャイガールは「Watch」でまさにサイバーパンク的に機械的なスタイリッシュさを、ネオ・フラメンコのアイコンであるロザリアは「KLK」でラテンの刺激的な風を持ち込み、「La Chiqui」ではプロデューサー/DJのソフィーが実験主義とポップを大胆に交錯させている。
それぞれの楽曲でゲストの音楽性が引き出され、「自分の周りに常に感じていた壁を蹴って破壊することができた」と語るように、このパワフルなアルバムは人が変化のために渾身の“キック”をする瞬間のようなダイナミズムに満ちており、多様なアイデンティティを志した、全く新しい姿のアルカが誕生した。
日本盤CDには、解説書・歌詞対訳が封入されボーナストラック1曲を追加収録し、日本独自のCD盤面デザインでリリースされる。
タグ : クラブ/テクノ
掲載: 2020年05月21日 16:59