Ricercarレーベル40周年記念!ドイツ・バロックを代表する作曲家の作品を約40時間分集めた聴く事典『ドイツ・バロックの巨匠たち』(31枚組)
[naxos japan 公式チャンネルより]
レーベル40周年!Ricercarが贈るドイツ・バロックの"聴く事典"
1980年、音楽学者そして録音技師でもあるプロデューサーのジェローム・ルジュヌ氏が創立したRicercarレーベル。17世紀のレパートリーを中心に、作品の形式と本質をストイックなまでに追求しつつも、音楽としての美しい響きを両立させる姿勢を現在まで貫き、世界中の古楽ファンに一目置かれる存在です。
その創立40周年となる2020年、レーベル初期以来の重要レパートリーであるドイツ・バロックの録音を器楽・声楽あわせて約40時間分集めた、CD31枚ものBOXが登場します。しかも既存のアルバムを集めただけというものではなく、40年間にリリースしたアルバムから作品と演奏を選び抜き、作曲家の名前順に並び替えるという労作。17世紀ドイツを代表する作曲家たちの作風を音で体感できる事典という趣の、凝った作りとなっています。
レーベル発足初期の『ドイツ・バロックの室内楽』『ドイツ・バロックのカンタータ』という二つの人気シリーズは、当時はあまり知られていなかったバッハの先駆者たちの音楽を高品位な演奏と録音で提供して、Ricercarというレーベルの存在感を世界的に高めるのに大きく貢献したばかりか、こんにちでは大御所となったフランソワ・フェルナンデス、エンリーコ・ガッティ、寺神戸亮(バロック・ヴァイオリン)、マルク・ミンコフスキ(バロック・ファゴット)、フィリップ・ピエルロや故ソフィー・ワティヨン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ブルース・ディッキー(ツィンク)などの名手たちに加え、不世出のカウンターテナー、アンリ・ルドロワが参加。今では考えられないほどの豪華メンバーでの録音が少なくありません。
最後の3枚にはこのカテゴリーを代表する押しも押されぬ巨匠、大バッハの作品を収録。締めくくりは、かつては偽作、あるいはヨハン・クリストフ・バッハの作と言われ、近年では20代前半の若き大バッハの作とされるようになってきたモテット「われを祝福せずば、汝を放さず」BWV Anh. 159 となっています。
(ナクソス・ジャパン)
【収録内容】
[DISC 1-28]
Anonymus (作者不詳) に始まり、Friedrich Wilhelm Zachow (フリードリヒ・ウィルヘルム・ツァッホウ) までの17世紀ドイツの作曲家の代表曲を、作曲家のファミリーネームのアルファベット順に収録。
[DISC 29-31]
ヨハン・ゼバスティアン・バッハの代表曲を収録。
収録詳細(原語表記)はこちらをクリック!
【演奏】
ベルナール・フォクルール
リチェルカール・コンソート
ヴォクス・ルミヌス
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント
ラシェロン
クレマチス ほか
【録音】
1980-2020年
【「ドイツ・バロックの巨匠たち」をお求めいただいたお客様へお詫びとご案内】
「ドイツ・バロックの巨匠たち」(RIC110)につきまして、メーカーのインフォメーションのコメント欄に「ルジュヌ氏自身による30ページ以上の解説を英・仏・独の3ヵ国語で収め、収録作品と演奏者を詳細に記載した170ページを超えるブックレット入り。」とございましたが、これは正しくなく、「170ページを超えるブックレット」はWEB上の閲覧にて公開されることが分かりました。
告知と事実の内容に大きな齟齬がございましたこと、深くお詫び申し上げます。
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