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ハンスイェルク・アルブレヒトによるブルックナーの交響曲全曲をオルガンで演奏するシリーズ始動!第1弾は“交響曲第0番”!

ハンスイェルク・アルブレヒト

2024年のブルックナー生誕200周年に向けての記念リリース、全10巻からなるオルガン版ブルックナーの交響曲全集の登場です。毎年2~3巻をリリース、2024年に完結予定となります。

ブルックナー自身も優れたオルガニストであったこともあり、彼のオーケストラ曲にはオルガン風の響きが多用されています。そのため、これまでにも数多くの交響曲オルガン版がリリースされ、どれも好評を得ていますが、今回のシリーズでは、各々の交響曲に、現代の作曲家によるブルックナー作品からインスパイアされた新作をボーナス・トラックとして追加するという試みを行い、独自性を追求しました。

このアルバムには、ドイツを中心に活躍する作曲家、フィリップ・マインツの「キリエIX」のオルガン版を収録。原曲はブルックナーの「ミサ曲」から触発された合唱作品が収録されています。

名オルガニスト、ハンスイェルク・アルブレヒトがオーストリアのリンツにあるザンクト・フローリアン修道院の通称「ブルックナー・オルガン」を演奏しています。この修道院はブルックナーの墓所があることで知られており、そのオルガンはブルックナー自身が若き日にオルガニストを務め、ウィーンに転出してからも好んで演奏していたと言われます。まさに最適の楽器と言えましょう。
(ナクソス・ジャパン)

『ブルックナー: オルガン編曲による交響曲全集 Vol. 0』
【曲目】
1. ブルックナー:序曲 ト短調 WAB98(1862-63)(ルドルフ・インニヒ編曲)
2. フィリップ・マインツ(1977-):キリエ XI-ブルックナー・フェンスター I(エルヴィン・ホルン編曲)

ブルックナー:交響曲 ニ短調「第0番」 WAB100(1869)(エルヴィン・ホルン編曲)
3. I. Allegro
4. II. Andante
5. III. Scherzo
6. IV. Finale

【演奏】
ハンスイェルク・アルブレヒト(ザンクト・フローリアン修道院 ブルックナー・オルガン)

【録音】
2020年5月22-25日
ザンクト・フローリアン修道院、リンツ、オーストリア

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ANTON BRUCKNER

掲載: 2020年08月19日 00:00