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マルツィ唯一の録音、ブラームスのヴァイオリン・ソナタ第3番が復活!初演者フバイ直伝の解釈が貴重!

ヨハンナ・マルツィ

マルツィ唯一の録音、ブラームスの第3ソナタ収録!
初演者フバイ直伝の演奏がたいへん貴重。
ふたつの協奏曲も濃密な表現と歌心あふれる名演!!

廃盤久しいTAHRAレーベルの音源をALTUSがライセンスし、最新リマスタリングを施した上で製品化。貴重なヒストリカル音源が蘇りました。
TAHRAから1タイトルのみ発売されていたマルツィの音源を復刻。どれも他では聴けない録音で、特にブラームスの第3ソナタは作品自体これが唯一の録音。マルツィの師フバイはこのソナタの初演者でもあるので、今や忘れられた作曲家直伝の演奏解釈が聴けると言ってよいでしょう。アントニエッティとの息の合ったアンサンブルも見事です。また、ふたつの協奏曲での濃密な表現にも大いに圧倒されます。ブラームスは残念ながら第1楽章が未収録ですが、第2楽章の美しい歌い回しと第3楽章の情熱的な推進力に聴きほれます。
第3楽章(ブラームスのソナタ)でのウン・ポコ・プレスト・エ・コン・センチメント(やや急速に、そして感傷をもって)の指示について、ブラームスがいかに深い意味を込めたか―――マルツィの演奏はいかにも物憂げに始まり、音色の明暗を揺らめかせながら微妙なダイナミクスを描いてゆく。そして最終ページのトランクィロ指示の解釈も独特だ。この部分、ブラームスの演奏解釈がクララ・シューマンの四女オイゲーニエによって書き残されている。彼女によると、ここでブラームスは大幅にテンポを落とし、「卵の上を歩くように」弾いたという。まさにこの演奏でも大幅にテンポが落とされ、アントニエッティは「卵の上を歩くように」弾いている!(板倉重雄氏による解説文より抜粋)
(キングインターナショナル)

TALT070(CD)
国内プレス
日本語帯・解説付

ヨハンナ・マルツィの芸術
(1)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 作品108
(2)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
(3)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77(第2・3楽章のみ)
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
(1)ジャン・アントニエッティ(ピアノ)
(2)ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)、北西ドイツ放送交響楽団
(3)オイゲン・ヨッフム(指揮)、バイエルン放送交響楽団
録音:(1)1953年10月22日/フランクフルト
(2)1951年1月25日/ハンブルク
(3)1951年12月13・14日/ミュンヘン

同時発売!LPレコード(2枚組)

[LP-1A](1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
[LP1-B](2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77(第2・3楽章のみ)
[LP2](3)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 作品108 (A面:第1楽章・第2楽章、B面:第3楽章・第4楽章)

 

好評発売中!

タワーレコード・オリジナル企画盤
Grand Slam x Altus x TOWER RECORDS
レーベル創立20周年記念コラボ企画

ヨハンナ・マルツィ/バッハ:無伴奏パルティータ&ソナタ全曲を1枚にSACDシングルレイヤー化 (長時間収録:2時間19分26秒)
Altusによる新規マスタリング 世界初SACD化 4,300円+税
平林直哉氏の手による2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズの大ベストセラーをGrand Slam初の「SACD シングルレイヤー盤」でリリース。Grand Slamから2019年に発売されたLP(GSLP0001)用に制作されたアナログマスターをもとに、Altusの斎藤啓介氏が最新リマスタリングしたコラボ企画盤
盤面:緑色仕様  平林直哉氏による新規解説付き

2020年6月3日(水) 発売
企画・販売:TOWER RECORDS
制作・発売:Grand Slam、Altus

カテゴリ : ニューリリース | タグ : クラシックLP

掲載: 2020年08月21日 18:00