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ブルガリアの近代作曲家パンチョ・ヴラディゲロフの管弦楽作品集第1集(2枚組)

ヴラディゲロフ

20世紀ブルガリアにおける「最も卓越し、影響力のある作曲家」の一人ヴラディゲロフ。1933年にはブルガリア現代音楽協会(ブルガリア作曲家同盟の前身)にも創立メンバーとして名を連ね、ブルガリアの音楽発展に貢献しただけではなく、教師としても優れた才能を見せ、数多くの後進を育てました。作曲家としては幅広いジャンルの作品を書き上げ、ヨーロッパ、ロシア、アメリカなどで演奏され高く評価されています。彼の作品については、ブルガリアでは1970年代に一連の録音が製作されており、Capriccioレーベルにはアルバム18枚分にも及ぶ音源が遺されています。

今回発売となる管弦楽作品集は、いずれも1920年代から40年代までに作曲されたもの。色彩豊かなオーケストレーションと耳なじみの良い旋律が特徴的な5つの作品を、彼の息子アレクサンドル(0933-1993)が指揮。偉大な父の音楽を未来に継承するために、見事な演奏を披露しています。
(なお、ヴラディゲロフ博物館によると、英雄的序曲の作曲年は1945年、秋の悲歌の改訂年は1937年、交響曲第2番の作曲年は1948年と記載されています。)
(ナクソス・ジャパン)

『パンチョ・ヴラディゲロフ:管弦楽作品集第1集』
【曲目】
パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978):
[CD1]
1-4. 交響曲第1番 ニ短調 Op.33(1939)
5. 演奏会用序曲「大地」Op.27(1933)

[CD2]
1.英雄的序曲 Op.45(1949)
2.「秋の悲歌」- オーケストラのために Op.15(1922/1931改訂)
3-6. 交響曲第2番 変ロ長調「5月」 Op.44-弦楽オーケストラのために(1949)

【演奏】
アレクサンドル・ヴラディゲロフ(指揮)
ブルガリア国立放送交響楽団

【録音】
1970-1975年
バルカントン、ソフィア

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年10月07日 00:00