『レコード芸術』2020年11月号~特選盤
毎月20日発売の月刊誌「レコード芸術」の2020年11月号における“特選盤”を集めました。輸入盤の取扱いの有るものはあわせてご案内しております。
<「レコ芸」、「音楽の友」~書籍のご紹介>
マウリツィオ・ポリーニ 「知・情・意」を備えた現代最高峰のピアニストのすべて
20世紀後半~現代のピアノ界を代表する巨匠、マウリツィオ・ポリーニのすべてがわかるムック。1960年「ショパン・コンクール」の優勝者。審査委員長だったルービンシュタインをして「ここにいる審査員の誰よりも巧い」と言わしめた。その後8年間、公の舞台から姿を消し、ミケランジェリのもとなどでさらなる研鑽を積んだ。復帰後の活躍ぶりは、ファンによく知られている。
1974年に初来日後も数年に一度のペースで来日。95年、東京で開催された「ブーレーズ・フェスティヴァル」では、20世紀のピアノ作品で構成されたリサイタルで大成功を収めた。2002年、2018年には、自らがプロデュースする大規模なフェスティヴァル「ポリーニ・プロジェクト」を東京で開催。"弾き振り"も披露した。数々の名盤をドイツ・グラモフォンからリリース。2019年、39年の歳月をかけて「ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全集」を完成させ、さらに2020年春、ドイツ・グラモフォン(発売:ユニバーサル・ミュージック)からリリースされたCD「ベートーヴェン 後期3大ソナタ」の新録音は、メガストア系のクラシック部門の売り上げランキングで連続1位獲得など、その人気は衰えない。その歩みを振り返りながら、氏が「音楽の友」「レコード芸術」誌に語ったこと、芸術、人となり、録音など、現代きってのピアニストの全貌を多角的に紹介する。
究極のピアニストたち 20~21世紀の名ピアニストの至芸と金言
20世紀に活躍した名ピアニスト、現在第一線で活躍する名ピアニストを厳選して多角的に紹介していく。
「音楽の友」「レコード芸術」ならではの、定評ある音楽評論家と編集部が厳選した古今東西の大ピアニストたちの「技」(=テクニック)と「音楽性」(=思考)を、書き下ろし原稿で深く論じ、そこに登場する名ピアニストへの両誌での取材記事を再編集し、併せて掲載。読み物と取材記事が有機的に絡み、説得力がある。各ピアニストたちが理想とするピアニスト像、美学、それぞれのピアニズムやそのルーツも探っていく。古今東西のピアニスト名鑑的なONTOMO MOOK「ピアノ&ピアニスト」とは一線を画す"ピアニスト読本"。
最新版 世界の名門オーケストラ 音楽の友、レコード芸術編
世界のクラシック界で重要な役割を果たしている名門オーケストラの活動と、その音楽の魅力を紹介するムック。音楽評論家、寺西基之、満津岡信育、山野雄大3氏の監修で、3氏および『音楽の友』編集部、『レコード芸術』編集部の合議により、世界の名門オーケストラを132団体を選定。各オーケストラについて、その歴史や活動、音楽の魅力を紹介するほか、「これだけは聴いておくべき」代表的なディスクを、各執筆者の選定によりコメントとともに紹介。掲載するオーケストラはウィーン・フィル、ベルリン・フィルなど、世界的に評価の高い名門オーケストラ。国際的に活躍する指揮者のインタビューなど、取材企画やコラム等も多数。