フィリップ・ビアンコーニの新録音!ドビュッシー:12の練習曲、聖セバスティアンの殉教(カプレ編)、他
名手ビアンコーニが描く
ドビュッシーのピアノ音楽の極致!
名手、フィリップ・ビアンコーニによる香り高いドビュッシー。2012年には「前奏曲集」全2巻を録音し、今回はドビュッシーのピアノ音楽の極致ともいえる「練習曲集」を録音しました。
ドビュッシーは「練習曲集」において、リズム· 響き· 形式· 構造の実験をきわめて大胆に推し進めることになります。それはドビュッシーの到達点でもあり、未来への扉を開く一手だったともいえるでしょう。ドビュッシーは自身の音楽上の進歩に決して背中を向けず、それによって自身の作風を豊かにし続け、同時に新たな扉を開き、その極みこそが「練習曲集」で追求された凄まじい急進主義となります。
カップリングには、アンドレ· カプレの編曲による「聖セバスティアンの殉教」、内省的で、物悲しい「エレジー」、そしてボードレールの詩(「バルコニー」)の一節にちなんだ「燃えさかる炭が照らす夕べ」を収録。
これまでドビュッシーの円熟期の幕開けを告げる作品(《版画》《映像》ほか)、《前奏曲集》全曲を録音したビアンコーニだからこそ表現しうる渾身の演奏を聴くことができます。
(キングインターナショナル)
『最後のドビュッシー』
【曲目】
ドビュッシー:
12の練習曲
エレジー
聖セバスティアンの殉教(アンドレ·カプレ編)
燃えさかる炭に照らされた夕べ
【演奏】
フィリップ・ビアンコーニ(ピアノ)
【録音】
2020年1月3,6日
Arsenal-Metz en Scènes (Grande Salle)
※日本語帯・解説付
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2020年10月20日 00:00