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パトリック・ガロワ&瀬尾和紀~『パトリック・ガロワの芸術2~フランス・ロマン派ソナタ集』

パトリック・ガロワ

漲る緊張感の中から立ち昇る甘き香り 名手ガロワが全身全霊かけて音楽に立ち向かう

このアルバムには、19世紀後半のフランスで活躍したフランク、ピエルネ、ヴィドールによる3つの作品が収められています。いずれもフルーティストのレパートリーに重要な位置を占める存在であり、そのうち2曲はもともとヴァイオリン・ソナタとして書かれたものですが、フルートのための編曲版もオリジナルの形に劣らぬだけの人気と演奏頻度を誇っています。

ガロワは3つの作品にじっくり向き合い、これらの曲をフルートで演奏することの意義を探求。19世紀から20世紀に移り変わる時代の音楽が持つ繊細なハーモニーを生かし、巧みな息使いで作品に新しい命を与えました。

ピアノを担当するのは、ガロワの信頼厚い瀬尾和紀。前作「パリ音楽院卒業試験曲集」ではフルーティストがピアノを演奏するという驚きを持って迎えられた瀬尾、今作でもフルートを知り尽くした彼ならではの「伴奏の域を超えた」細やかなアンサンブルを披露します。
(ナクソス・ジャパン)

『パトリック・ガロワの芸術2~フランス・ロマン派ソナタ集』
【曲目】
セザール・フランク:ソナタ イ長調
1. I. Allegretto ben moderato 5:39
2. II. Allegro 7:04
3. III. Recitativo-Fantasia, Ben moderato 6:32
4. IV. Allegretto poco mosso 6:13

ガブリエル・ピエルネ:ソナタ ニ短調 作品36
5. I. Allegretto 8:30
6. II. Allegretto tranquillo 4:27
7. III. Andante non troppo - Allegro un poco agitato 7:15

シャルル=マリー・ヴィドール:組曲 作品34
8. I. Moderato 3:52
9. II. Scherzo, Allegro vivace 2:38
10. III. Romance, Andantino 4:38
11. IV. Final, Vivace 5:14

【演奏】
パトリック・ガロワ(フルート)
瀬尾和紀(ピアノ)

【録音】
2019年1月28~30日、北九州市立響ホール

録音エンジニア:山中耕太郎(Rec-Lab)
ピアノ調律:松本安生 (Steinway Japan)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年10月30日 00:00