ルドルフ・ルッツ&バッハ財団管弦楽団によるJ.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ(2枚組)
ルドルフ・ルッツとバッハ財団管弦楽団によるクリスマス・オラトリオ
バッハの名作「クリスマス・オラトリオ」。冒頭の沸き立つようなティンパニの連打と、明るく華やかな合唱はクリスマスの喜びをまっすぐに伝え、聴き手の心を沸き立たせます。全体は6部で構成されており、クリスマス・シーズンの12月25日から1月6日にかけて1日に一部ずつ演奏されるのが本来の形です。
現代に於いては、第1部から第6部までがまとめて一日で演奏されますが、ルドルフ・ルッツはバッハの時代に立ち帰り、各々を"個別のカンタータ"と捉え別々の日に演奏しており、このアルバムには2017年から2020年までのライヴが収録されています。
ルッツは、テノールのダニエル・ヨハンセンを中心に、モニカ・マウフやテリー・ウェイら、それぞれのカンタータに最もふさわしいソリストを起用、バッハが用意したさまざまな福音書から採られたテキストを最良の形で表現するとともに、円熟のオーケストレーションによる音楽を高らかに奏しています。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
J.S.バッハ(1685-1750):クリスマス・オラトリオ BWV248
[CD1]
1. 第1部「歓呼の声を放て、喜び踊れ」
エルヴィラ・ビル(アルト)
ダニエル・ヨハンセン(テノール)
シュテファン・マクロード(バス)
2. 第2部「このあたりに羊飼いがおりて」
リア・アンドレス(ソプラノ)
マルゴット・オイツィンガー(アルト)
ダニエル・ヨハンセン(テノール)
ダニエル・ペレス(バス)
3. 第3部「天を統べたもう者よ、舌足らずの祈りを聞き入れ」
モニカ・マウフ(ソプラノ)
テリー・ウェイ(アルト)
ダニエル・ヨハンセン(テノール)
ドミニク・ヴェルナー(バス)
[CD2]
4. 第4部「ひれ伏せ、感謝もて、讃美もて」
ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)
ダニエル・ヨハンセン(テノール)
トビアス・ヴィッキー(バス)
5. 第5部「栄光あれと、神よ、汝に歌わん」
マリー・ルイーズ・ヴェルネブルク(ソプラノ)
マルゴット・オイツィンガー(アルト)
ダニエル・ヨハンセン(テノール)
マティアス・ヘルム(バス)
6. 第6部「主よ、勝ち誇れる敵どもの息まくとき」
ルビー・ヒューズ(ソプラノ)
アレクザンドラ・ラヴォール(アルト)
ダニエル・ヨハンセン(テノール)
トビアス・ヴィッキー(バス)
【演奏】
ルドルフ・ルッツ(指揮)
バッハ財団合唱団
バッハ財団管弦楽団(古楽器使用)
【録音】
2017年12月15日…第1部
2018年12月14日…第2部
2019年12月20日…第3部
2018年1月12日…第4部
2019年1月18日…第5部
2020年1月17日…第6部
Evangelishe Kirchen Trogen(AR) スイス
全てライヴ
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2020年11月04日 00:00