パリを拠点に活躍するピアニスト、近藤由貴のショパン/4つのバラード&ポロネーズ集(3曲)
東京藝術大学音楽学部卒業。パリ市立音楽院を審査員満場一致の一等賞で卒業後、パリ・スコラ・カントルム音楽院にて審査員満場一致の称賛付という最高成績でコンサート・ディプロムを取得。テレサ・リャクーナ国際(仏)、ピアナーレ国際(独)、ブレスト国際(仏)、スクリャービン国際(仏)、日本モーツァルト、東京芸術センターの各コンクールにおいて第1位を受賞した近藤由貴の4枚目のCD。フランス・ソルスティスレーベルからは2019年リリースの好評の第1弾「リストとムソルグスキー」(SOCD356)に続く第2弾となります。
(タワーレコード)
【曲目】
ショパン:
バラード第1番 ト短調 Op.23
バラード第2番 ヘ長調 Op.38
バラード第3番 変イ長調 Op.47
バラード第4番 ヘ短調 Op.52
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調Op.22
ポロネーズ第3番 イ長調「軍隊」Op.40-1
ポロネーズ第6番 変イ長調「英雄」Op.53
【演奏】
近藤由貴(ピアノ)
【録音】
2019年6月3日-6日
シジャン現代芸術センター
<近藤由貴>
愛知県立明和高校音楽科を経て、東京藝術大学音楽学部卒業。パリ市立音楽院を審査員満場一致の一等賞で卒業。スコラ・カントルム音楽院(パリ)にて、審査員満場一致称賛付きという最高成績にてコンサート・ディプロムを取得。
テレサ・リャクーナ国際ピアノコンクール(仏)、ピアナーレ国際コンクール(独)、スクリャービン国際ピアノコンクール(仏)、ブレスト国際ピアノコンクール(仏)、日本モーツァルト音楽コンクール、東京芸術センター記念ピアノコンクールにおいて第1位を受賞。大阪国際音楽コンクール、ペトロフピアノコンクール、レ・スプレンデル音楽コンクールにおいて最高位を受賞。ヴュレーヌ国際ピアノコンクール(仏)、クロード・カーン国際ピアノコンクール(仏)、ローゼンストック国際ピアノコンクールにおいて第2位。ジャン・フランセ国際音楽コンクール(仏)第3位。マリア・カナルス国際音楽コンクール(西)において審査員満場一致のメダルを受賞。クロード・ボネトン国際コンクール(仏)聴衆賞、ステファノ・マリッツア国際コンクール(伊)特別賞など、国内外のコンクールにて数々の入賞を重ねる。また、日本芸術センター年間最優秀ピアニスト賞を2010年度、2013年度と2度受賞する。
演奏活動においては、フランスで開催されたショパン生誕200年フェスティバルに将来を期待される若手ピアニストとして、ジャン・マルク・ルイサダ、ブルーノ・リグット氏など著名なピアニストと共に出演。その演奏はフランス国営テレビにて放映された。シャトールー市主催によるリサイタルでは、貴重なショパン愛用と同型の19世紀ピアノを使用し、ベルトラン美術館所蔵の楽譜の曲を含むという演奏会を開催。その演奏は世界的なショパンコレクターのジャン・イヴ・パット氏に絶賛された。ウィーン・モーツァルトハウス、パリ・ルーヴル美術館、ワルシャワ・王宮前広場、清水寺、二条城等で開催された演奏会に出演。ワルシャワ市主催によるパリ・リュクサンブール公園にて開催されたショパンフェスティヴァルに出演。他にもイタリア、アメリカ、中国にて様々な演奏会に出演。ドイツ・バイロイトでのリサイタルでは、音楽評論家フランク・ピオンテック氏の最大の賛辞が新聞に掲載された。これまでに、著名なピアニストであるシプリアン・カツァリス、ディーナ・ヨッフェ、ガブリエル・タッキーノの各氏と共に演奏会に出演。
パリ・マドレーヌ寺院(ショパンの葬儀を行った寺院)において阿部加奈子氏指揮、パドルーオーケストラと共演した他、イギリス・Bridgewater管弦楽団、ポーランド・クラクフ管弦楽団(ローランド・バーダー氏指揮)、京都フィルハーモニー室内合奏団(新田ユリ氏指揮)、愛知室内オーケストラ(松尾葉子氏指揮)、NHK交響楽団メンバーによるクインテット(山口浩之・大林修子・伊野邊大輔・木越洋・西山真二の各氏)と共演。
中根順子、杉浦日出夫、辛島輝治、東誠三、須田真美子、オリヴィエ・ギャルドン、ユージン・インジック、ガブリエル・タッキーノの各氏に師事。
NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」に出演。ピティナ「ピアノ曲事典」音源提供ピアニスト。
人名事典「日本の演奏家―クラシック音楽の1400人」に収録される。2017年より刈谷市総合文化センター・レジデントアーティスト。第8回神戸芸術センター記念ピアノコンクール審査員。
ピアニスト近藤由貴オフィシャルサイトhttp://www.yuki-kondo.net/index.htmlより
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2020年11月10日 00:00