ピョートル・アンデルシェフスキの新録音!J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より
アンデルシェフスキの、バッハの平均律クラヴィーア曲集の特徴的で創造的なアプローチ
ピョートル・アンデルシェフスキは、バッハの平均律クラヴィーア曲集に特徴的で創造的なアプローチを採用しています。 彼は、前奏曲とフーガの全48曲をすべて記録するのではなく、第2巻から12のペアリングに焦点を当てています。
「私は、時には重要な関係に基づいて、時にはコントラストに基づいて、自分の主観的な選択のシーケンスに作品をまとめることに決めました。この特定の順序の背後にある考え方は、サイクルを示唆するドラマの感覚を作り出すことです。12人のキャラクターが互いに会話し、互いにミラーリングします」 と、アンデルシェフスキは語っています。
アンデルジェフスキは、モダン・ピアノの機能を最大限に利用することによって、各曲の性格を積極的に描き分けていきます。神秘的なベールを纏ったような柔らかい音、速めのテンポで劇的な迫力で音楽の緊張感を高め、また柔らかく立ち上がってくる音は例えようもなく美しく。曲全体の流れを良く感じられるような選曲・曲順によって大きなフレーズで音楽が歌われており、ロマンチックな情感に溢れた多様な情感に満ち溢れたバッハ演奏がここに記されています。
(ワーナーミュージック)
『J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より』
【曲目】
【収録予定曲】
J.Sバッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より
1) プレリュードとフーガ 第1番 ハ長調 BWV.870
2) プレリュードとフーガ 第7番 変ホ長調 BWV.876
3) プレリュードとフーガ 第8番 嬰ニ短調 BWV.877
4) プレリュードとフーガ 第9番 ホ長調 BWV.878
5) プレリュードとフーガ 第11番 ヘ長調 BWV.880
6) プレリュードとフーガ 第12番 ヘ短調 BWV.881
7) プレリュードとフーガ 第16番 ト短調 BWV.885
8) プレリュードとフーガ 第17番 変イ長調 BWV.886
9) プレリュードとフーガ 第18番 嬰ト短調 BWV.887
10) プレリュードとフーガ 第22番 変ロ短調 BWV.891
11) プレリュードとフーガ 第23番 ロ長調 BWV.892
12) プレリュードとフーガ 第24番 ロ短調 BWV.893
【演奏】
ピョートル・アンデルシェフスキ(ピアノ)
【録音】
2020年8月8-10日、ベルリン、テルデックス・スタジオ
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2020年11月27日 12:00