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タワレコ企画、高音質盤シリーズ『CTI SA-CD HYBRID SELECTION』第2弾

CTI2

タワーレコードがジャズの傑作をSACDハイブリッド化する新シリーズ『CTI SA-CD HYBRID SELECTION』第2弾。
60年代後半に名プロデューサー、クリード・テイラーによって設立され、70年代~80年代のクロスオーバー/フュージョンの数々の傑作を世に送り出した名レーベルCTIレコードの名盤をSACDハイブリッド化。
オリジナル・レコーディングのエンジニアはジャズ・レコーディングの巨匠として知られたルディ・ヴァン・ゲルダー(RVG)が担当。
マスタリング・SACD化監修含むシリーズ総監修は和田博巳氏。
完全生産限定盤。

TOWER RECORDS presents CTI SA-CD HYBRID SELECTION
第2弾ラインナップ

①ヒューバート・ロウズ/春の祭典
Hubert Laws ‎/ The Rite of Spring(1972)
②デオダート/ラプソディー・イン・ブルー
Deodato / Deodato 2(1973)
③ミルト・ジャクソン/グッドバイ
Milt Jackson / Goodbye(1974)

SA-CD HYBRID仕様 \3,500(税抜)
■企画・販売:タワーレコード株式会社
■制作・発売:株式会社キングインターナショナル

 

【シリーズ監修者、ライナー執筆者紹介】
総監修、序文解説…和田博巳氏(オーディオ評論家)
主な執筆媒体:Stereo Sound、HiVi、Digi Fi、Bestsound等

【本リリース最大の特徴】
・タワーレコード・オリジナル企画盤。完全生産限定盤
・日本初SACDハイブリッド化であり、第2弾3タイトルは世界初SACDハイブリッド化
(デオダートは”オリジナル・アルバム・フォーマット“では世界初SACDハイブリッド化)
・RVGスタジオのオリジナルマスターテープからコピーした極上のコンディションのマスターをDSDにダイレクト変換し、同DSDデータをそのままSACD化。オリジナルアナログ音源のサウンドを限りなく忠実に再現したSACD
・CD層も新たにDSDデータからPCM化したものを使用
・盤印刷面: 緑色コーティング仕様
・マスタリング・SACD化監修含むシリーズ総監修は和田博巳氏

*使用音源とマスタリング:
・キングレコードに厳重保管された極めて良好なコンディションのマスターテープ(オリジナル・マスターからのコピー。RVGスタジオのマスターテープと比較しても音の劣化が少ないと思われる高音質なマスター)を使用
・マスタリング・エンジニア:辻裕行氏
キングレコード関口台スタジオで2020年10月にマスタリング

【商品詳細】

①ヒューバート・ロウズ/春の祭典
Hubert Laws ‎/ The Rite of Spring(1972)

「ルディ・ヴァン・ゲルダー(RVG)による、70年代前半CTIのベスト・オブ・ベストと言える優秀録音」 - 和田博巳

CTIレーベルの特徴である“クラシックのジャズ化”、その傑作のひとつとして名高いヒューバート・ロウズの代表作。ストラヴィンスキーの三大バレエの一作をアレンジし、他の収録曲もすべてクラシックの楽曲のジャズ化という徹底したコンセプトで制作された一枚。フォーレの『パヴァーヌ』、ドビュッシーの『シランクス』、バッハの『ブランデンブルク協奏曲第三番』第一楽章、第二楽章を収録。ボブ・ジェームス、ジャック・ディジョネットら実力派ミュージシャンらが参加、原曲の持つエネルギーを損なうことなく、巧みなアレンジで展開。

 

②デオダート/ラプソディー・イン・ブルー
Deodato / Deodato 2(1973)

「エレピ、ホーンセクション、ストリングスが加わったゴージャスなサウンドをまとめ上げたRVGの録音の手腕を称賛」 - 和田博巳

ブラジリアン・キーボーディスト/アレンジャーのデオダートがCTIレーベルで発表した2作目。ガーシュウィンの有名なタイトル曲やラヴェルの『亡き王女のためのパヴァーヌ』といったクラシック楽曲の見事なジャズ化で、アレンジャーとしての手腕を発揮。加えてデオダートの代表曲である “Skyscrapers”(邦題“摩天楼”)と"Super Strut"を収録。前者はイントロのグルーヴするベース・ラインに引き込まれ、NYの摩天楼の谷間を疾走していくかのような気分になるナンバーであり、後者はアシッド・ジャズ、クラブ・ジャズのムーブメントの中でリスペクトされたグルーヴィなナンバーで今も人気が高い。

 

③ミルト・ジャクソン/グッドバイ
Milt Jackson / Goodbye(1974)

「微笑ましいほどの70年代っぽさと黒いブルーノート・サウンドの味わいが共存するRVG名録音」 - 和田博巳

モダン・ジャズ期の名ヴィブラフォン奏者ミルト・ジャクソンがCTIレーベルに残した単独名義のリーダー作の一つ。全曲コンボ編成で聴かせており、フルートにヒューバート・ロウズ、ベースはロン・カーター、そして全編エレクトリック・ピアノをプレイしているのはシダー・ウォルトン、ドラムスには人気セッション・プレイヤー、スティーヴ・ガッドが参加。4曲目“SKJ”はミルト・ジャクソンのオリジナルで、この曲だけCTIでの前作『Sunflower』(’72)のレコーディング時の音源のため、メンバーがトランペットにフレディ・ハバード、ピアノにハービー・ハンコック、ドラムスにビリー・コブハムという豪華な顔ぶれの演奏となっている。

 

CTIレーベル (CTI Records):
1967年音楽プロデューサーのクリード・テイラーによって創設されたレコードレーベル。
クロスオーバー、フュージョンのフィールドで、その黎明期から隆盛期まで、数々の傑作をリリースし後世に残すに至っている。
主要タイトルのレコーディングをジャズの名エンジニア、ルディ・ヴァン・ゲルダーが手掛けており、そのサウンドのクオリティの高さには定評がある。時代の空気感をつたえるアートワークも魅力。
CTI

SACD(スーパーオーディオCD)とは:
2.8MHz DSDを採用した高音質メディアとして1999年に登場したCDと同じ12cm光ディスク。Direct Stream Digital(DSD)方式は従来のPCM方式とは全く異なる音声信号の大小を1ビットのデジタルパルスの密度(濃淡)で表現する方式です。SACDはCDの約7倍の4.7GBの容量を持っています。この容量を生かし、アーティストや制作者側が意図したオリジナル・マスターに極めて近い高音質で、音楽をお楽しみいただけます。尚、ハイブリッドディスクの場合は、通常のCDプレーヤーで再生が可能です。
SACD

『CTI SA-CD HYBRID SELECTION』第1弾はこちら>>>
CTI

CTI SA-CD HYBRID セレクション今後のリリース:
2月or 3月発売発売予定
KCTCD 1008 ボルチモア / ニーナ・シモン
KCTCD 1009 ジルベルト・ウィズ・タレンタイン / アストラッド・ジルベルト
KCTCD 1010 ストーン・フラワー / アントニオ・カルロス・ジョビン

カテゴリ : タワーレコード オリジナル企画 タワー限定 | タグ : リイシュー リマスター フュージョン SACD

掲載: 2020年12月18日 12:00

更新: 2021年09月21日 15:30