アーマン&バイエルン放送合唱団、他~アルヴォ・ペルトの“ミゼレーレ”を含む5つの合唱曲&2つの器楽アンサンブル作品集
[BR- KLASSIK LABEL 公式チャンネルより]
活動の初期には新古典主義の作品を書いていたアルヴォ・ペルトが、自らの作品に「ティンティナブリの様式」と呼ばれる静謐で簡素な作風を採り入れたのは、1970年代になってからのこと。1977年には「カントゥス―ベンジャミン・ブリテンの思い出に」を作曲し、以降、この様式を用いた宗教作品を次々と生み出して、他の作曲家たちにも大きな影響を与えてきました。
このアルバムには1986年から2019年までに書かれた5つの合唱曲と2つの器楽アンサンブル作品を収録。
基本的に穏やかな曲ですが、アルバムの中心となる「ミゼレーレ」は、ドラマティックな「怒りの日」の場面を含む起伏のある作品で、ここではアーマン率いるバイエルン放送合唱団とソリストが一体となって壮麗な音楽を創り上げています。
ミュンヘン放送管弦楽団による2曲の器楽のみの作品も聴きどころです。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
アルヴォ・ペルト(1935-):
1. Which Was the Son of … それは…の息子であった(2000)
無伴奏合唱のために
2. Festina lente フェスティーナ・レンテ(1986)
弦楽オーケストラとハープのために
3. Tribute to Caesar 皇帝への納めもの(1997)
無伴奏合唱のために
4. Sequentia セクエンティア(2005/2019改訂)
ヴァイオリン、パーカッションと弦楽オーケストラのために
5. The Deer’s Cry 鹿の叫び(2007)
無伴奏合唱のために
6-26. ミゼレーレ(1989/1992)
独唱、合唱、アンサンブルとオルガンのために
27. Ja ma kuulsin hääle …そして私は声を聴いた(2017)
無伴奏合唱のために
【演奏】
ウタ・ユングヴィルト(ハープ)…2,4
スタンコ・マディチ(ヴァイオリン)…2,4
アレクサンダー・フィッケル(パーカッション)…2,4
ミュンヘン放送管弦楽団…2,4
アンナ=マリア・パリー(ソプラノ)…6-26
ベンノ・シャハトナー(アルト)…6-26
アンドルー・レプリ・マイヤー(テノール)…6-26
ムーン・ユン・オー(テノール)…6-26
トーマス・ハンベルガー(バス)…6-26
OENM(OESTERREICHISCHES ENSEMBLE FUER NEUE MUSIK新しい音楽のためのオーストリアのアンサンブル)…6-26
バイエルン放送合唱団…1,3,5-27
ハワード・アーマン(指揮)
【録音】
2020年9月8-11日、バイエルン放送 第1スタジオ ミュンヘン(ドイツ)…1,3,5,27
2020年5月15日、バイエルン放送 第1スタジオ、ミュンヘン(ドイツ)…2
2020年11月9,10日、ヘルクレスザール、ミュンヘン(ミュンヘン)…4
2019年7月21日(ライヴ)、モーツァルト財団…6-26
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2021年02月16日 00:00