ゴットフリート&ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス第2弾!シューベルト:交響曲第5番&ハイドン:交響曲第99番
極上のウィーンの響き。
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスのハイドンとシューベルト
アーノンクール夫妻が1953年に設立したウィーン・コンツェントゥス・ムジクス。アーノンクール没後はシュテファン・ゴットフリートが首席指揮者を務め、2018年にシューベルトの「未完成」交響曲4楽章版のCD(AP189)で注目されました。
「未完成」に次ぐCD第2弾では、シューベルトの交響曲第5番とハイドンの交響曲第99番のユニークなカップリングに挑戦。ハイドンの交響曲第99番は興行師ザロモンの依頼による「ザロモン・セット」の1つで1793年の作。クラリネット、トランペット、打楽器などを用いている点が新しく、モーツァルトの音色への近似が感じられます。実際モーツァルト没後の作品で、彼への追悼を指摘する研究者もいます。
シューベルトの交響曲第5番は1816年、19歳の作。シューベルトならではの旋律美にあふれていますが、書法的には古典派の影響も色濃く残っています。ハイドンの99番とは進歩性と遊び心、作曲技法の近似性と感情など共通点の多さを示唆してくれます。
ゴットフリートとウィーン・コンツェントゥス・ムジクスはアーノンクール仕込みの精緻なアンサンブルと生命力に満ちた推進力で極上のウィーン・サウンドを満喫させてくれます。
(キングインターナショナル)
【曲目】
1.ハイドン:交響曲第99番 変ホ長調 HobⅠ:99
2.シューベルト:交響曲第5番 変ロ長調 D.485
【演奏】
シュテファン・ゴットフリート(指揮)
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2021年04月22日 00:00