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初演50周年記念盤!レナード・バーンスタイン:ミサ曲(2枚組)~レナード・バーンスタイン・オフィス全面協力!

バーンスタイン:ミサ曲

バーンスタインの「ミサ曲」、初演50年記念リリース。われわれはこの破天荒の作品が21世紀に問いかける意味を見出せるだろうか・・・・。

「歌手、演奏者、ダンサーのためのシアター・ピース」という副題を持つこの「ミサ曲」は、典礼文とバーンスタインらが書いた歌詞・テキストとを組み合わせ、オーケストラ、合唱のほか、18人の独唱者、児童合唱、ロックバンド、ブルースバンド、ダンサーなどを要する大作で、ジャクリーン・ケネディ・オナシスより依頼され作曲した作品です。

ジョン・F・ケネディ・センターは、1971年9月8日にケネディ大統領を記念し落成した施設で、今年2021年はセンターの50周年記念となります。今シーズンの集大成イベントとして、バーンスタインの「ミサ曲」は2022年9月にワシントン・ナショナル・オペラの芸術監督フランチェスカ・ザンベッロによる演出で再演されることが決まりました。
この前衛的な作品は巨大なステージのためのドラマティックなページェントであるため、めったに演奏されることはありませんが、最近はケント・ナガノ、クリスチャン・ヤルヴィ、ヤニック・ネゼ・セガンらによる新録音も発売されるなど、作品への関心が高まっています。

宗教音楽と劇場音楽、クラシックとジャズ、アメリカとユダヤといった、「音楽家バーンスタインの全て」が如実に集約され、見事に結晶した人生の一大ドラマとも言うべき大作から、初演後50年を経た21世紀の現在のわれわれが何を聴きとれるのか―――不安が渦巻き混沌とした現代にバーンスタインが突き付けたかのような思いを抱かせるほどの現代性を備えた作品であることがわかるでしょう。

この初演50年記念リリース盤はレナード・バーンスタイン・オフィスの全面的な協力を得て制作されたもので、リマスターされた2枚のCDを未発表写真や図版を満載した140ページのCDサイズのブックタイプ・パッケージに収めた完全生産限定盤です。
(ソニーミュージック)

【曲目】
バーンスタイン:ミサ曲(歌い手、演奏家、ダンサーのための劇場用作品)
テキスト:ローマ・カトリックのミサ典礼文にスティーヴン・シュワルツとレナード・バーンスタインによる歌詞とテキストを補足

【演奏】
音楽監督:モーリス・ペレス
アラン・タイタス(バリトン)
ノーマン・スクリブナー合唱団
バークシャー少年合唱団
オーケストラ
レナード・バーンスタイン(指揮)

【録音】
1971年8~9月、ワシントンD.C. ジョン・F・ケネディ・センター・コンサートホールおよびニューヨーク、52丁目49E、スタジオB

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2021年06月28日 00:00