ロザンネ・フィリッペンスの弾き振り新録音!ハイドン:ヴァイオリン協奏曲第1番&第4番、ストラヴィンスキー(レジャー編曲):ディヴェルティメント
[Rosanne Philippens 公式チャンネルより]
※「日本語曲目表記オビ付き」仕様から「オビなし仕様」に変更となりました(2021/9/21)
ジャニーヌ・ヤンセンが愛用したストラディヴァリウス"Barrere"を受け継いだオランダの才女!コロナ下に新たに結成された「ザ・フォンデル・ストリングス」を弾き振りしたハイドン&ストラヴィンスキー!
ロザンネ・フィリッペンスは、オランダのハーグ王立音楽院、ドイツのハンス・アイスラー音楽大学でヴァイオリンを学び、2009年のオランダ国際ヴァイオリン・コンクール(オスカー・バック・コンクール)で第1位、2014年のフライブルク国際ヴァイオリン・コンクールで最優秀賞に輝いたオランダの華麗なる才女。2015年には歴史あるエリザベート王妃国際音楽コンクールでも入賞。現在は、ジャニーヌ・ヤンセンが15年に渡り愛用してきた銘器、1727年製のストラディヴァリウス「Barrere(バレール)」をエリーゼ・マティルデド財団から貸与されるなど、オランダでもっとも注目を浴びる若手奏者の一人として活躍しています。
Channel Classics第6弾となるアルバムでは、コロナ危機において、オランダのトップミュージシャンによるアンサンブルを結成し、ハイドンのヴァイオリン協奏曲とストラヴィンスキーのディヴェルティメントの編曲版を「プレイ&ダイレクト」で録音するという夢が実現。
フィリッペンスはハイドンとストラヴィンスキーという一見あまり結びつかないように思えるユニークな組み合わせを演奏することが多く、それぞれの音楽が持つ率直さ、軽快さ、知性、そして特に小さな終楽章で聴かれるユーモアなどの点が素晴しいペアであると語っています。
2020年12月、コロナ・パンデミックの最中で誕生した「ザ・フォンデル・ストリングス(The Vondel Strings)」は、多くのメンバーがオランダの二人の名教師、コーシエ・ヴァイゼンベークとヴェラ・ベスの元生徒から成り立っています(フィリッペンス自身もヴァイゼンベークとベスの教え子の1人)。ヴェラ・ベスの個性的な演奏への意欲を受け継いでおり、彼女が夫のアンナー・ビルスマとともに最近まで暮らし、授業を行ってきたアムステルダムのフォンデルストラートにある家の愛称「The Vondel」からアンサンブルの名前が取られています。
(東京エムプラス)
『ハイドン&ストラヴィンスキー』
【曲目】
ハイドン:ヴァイオリン協奏曲第4番ト長調 Hob.VIIa:4(カデンツァ:ロザンネ・フィリッペンス)
ストラヴィンスキー:バレエ音楽 《妖精の接吻》 ~ディヴェルティメント(ジェイムズ・レジャー編曲/ヴァイオリンと弦楽オーケストラ版)
ハイドン:ヴァイオリン協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIa:1(カデンツァ:アンナー・ビルスマ)
【演奏】
ロザンネ・フィリッペンス(ヴァイオリン&指揮)
ザ・フォンデル・ストリングス
【録音】
2021年4月、アムステルダム・コンセルトヘボウ(オランダ)