関西フィル創立50周年記念!藤岡幸夫&関西フィル~シベリウス:交響曲全集&ヴァイオリン協奏曲
2012~2020年の最新ライヴによる“全集”が4枚組5,500円!
厳然たる理論と思考による絶対音楽として作曲されたシベリウスの独創的な交響曲たち。その根底には厳しい自己批判精神を持ち続けた作曲家の「強烈な感情がある」と藤岡幸夫は語る。この激しく、優しく、虚飾の無い音楽を重要なレパートリーとして20年余を共に歩んだ藤岡と関西フィルによる、魂を込めた決定版ライヴを余すところ無く収録。2020年の関西フィル創立50周年を経た今、満を持して4枚組BOXリリース!
(コジマ録音)
ジャン・シベリウス Jean Sibelius (1865-1957):
CD 1
交響曲第1番 ホ短調 作品39
Symphony No.1 in E minor, Op.39 (1899, revised 1900)
[1] I. Andante, ma non troppo – Allegro energico
[2] II. Andante (ma non troppo lento)
[3] III. Scherzo: Allegro
[4] IV. Finale (quasi una Fantasia): Andante – Allegro molto
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
Violin Concerto in D minor, Op.47 (1904, revised 1905)
[5] I. Allegro moderato
[6] II. Adagio di molto
[7] III. Allegro, ma non tanto
CD 2
交響曲第2番 ニ長調 作品43
Symphony No.2 in D major, Op.43 (1902)
[1] I. Allegretto
[2] II. Tempo Andante, ma rubato
[3] III. Vivacissimo
[4] IV. Finale: Allegro moderato
交響曲第3番 ハ長調 作品52
Symphony No.3 in C major, Op.52 (1907)
[5] I. Allegro moderato
[6] II. Andantino con moto, quasi allegretto
[7] III. Moderato – Allegro (ma non tanto)
CD 3
交響曲第4番 イ短調 作品63
Symphony No.4 in A minor, Op.63 (1911)
[1] I. Tempo molto moderato, quasi adagio
[2] II. Allegro molto vivace
[3] III. Il tempo largo
[4] IV. Allegro
交響曲第5番 変ホ長調 作品82
Symphony No.5 in E-flat major, Op.82 (1915, revised 1919)
[5] I. Tempo molto moderato – Allegro moderato
[6] II. Andante mosso, quasi allegretto
[7] III. Allegro molto
CD 4
交響曲第6番 ニ短調 作品104
Symphony No.6 in D minor, Op.104 (1923)
[1] I. Allegro molto moderato
[2] II. Allegretto moderato
[3] III. Poco vivace
[4] IV. Allegro molto
交響曲第7番 ハ長調 作品105
Symphony No.7 in C major, Op.105 (1924)
[5] Adagio – Un pochettino meno adagio – Vivacissimo – Adagio – Allegro molto moderato – Vivace – Presto – Adagio
藤岡幸夫 指揮 SACHIO FUJIOKA conductor
関西フィルハーモニー管弦楽団 KANSAI PHILHARMONIC ORCHESTRA
岩谷祐之 ヴァイオリン SUKEYUKI IWATANI violin
録音:
交響曲第1番:2018年6月21日 関西フィルハーモニー管弦楽団 第283回定期演奏会
交響曲第2番:2016年10月14日 関西フィルハーモニー管弦楽団 第278回定期演奏会
交響曲第3番:2013年2月27日 関西フィルハーモニー管弦楽団 第244回定期演奏会
交響曲第4番:2014年10月10日 関西フィルハーモニー管弦楽団 第260回定期演奏会
交響曲第5番:2017年10月19日 関西フィルハーモニー管弦楽団 第287回定期演奏会
交響曲第6番:2015年10月30日 関西フィルハーモニー管弦楽団 第269回定期演奏会
交響曲第7番:2012年2月3日 関西フィルハーモニー管弦楽団 第235回定期演奏会
ヴァイオリン協奏曲:2020年7月17日 関西フィルハーモニー管弦楽団 第312回定期演奏会
ザ・シンフォニー・ホール(大阪)
藤岡幸夫 SACHIO FUJIOKA
関西フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者
英国王立ノーザン音楽大学指揮科卒業。1994年「プロムス」にBBCフィルを指揮してデビュー以降、数多くの海外オーケストラに客演。2016年にはブリュッセルでA.デュメイ、V.アファナシエフと共演。2017年5月にはアイルランド国立交響楽団にマーラーの第5交響曲で客演、聴衆総立ちの大成功を収めた。マンチェスター室内管弦楽団、日本フィルを経て、現在、関西フィル首席指揮者、東京シティ・フィル首席客演指揮者。毎年40公演以上を指揮し、2021年に22年目のシーズンを迎えた関西フィルとの一体感溢れる演奏は常に高い評価を得ている。テレビ、ラジオへの出演も多く、番組の立ち上げに参画し、指揮・司会として関西フィルと共に出演中のBSテレビ東京「エンター・ザ・ミュージック」(毎週土曜8:30~)は放送300回を超え、2021年10月に8年目のシーズンを迎える。東大阪市特別顧問。滋賀県長浜市PR大使(文化観光大使)。きょうと城陽応援大使。2020年12月、エッセイ集『音楽はお好きですか?』(敬文舎)を刊行。その続編も2021年内に刊行予定。
公益財団法人
関西フィルハーモニー管弦楽団 KANSAI PHILHARMONIC ORCHESTRA
1970年発足。2018年公益財団法人化。2020年楽団創立50周年。関西を代表する楽団の一つ。
世界的ヴァイオリニストでもあるオーギュスタン・デュメイは2008年より首席客演指揮者を務め、2011年より楽団初の音楽監督に就任。藤岡幸夫は2000年より正指揮者を務め、2007年より首席指揮者に就任。飯守泰次郎は2001年より常任指揮者を務め、2011年より桂冠名誉指揮者に就任。
2015年には東大阪市と「文化芸術のまち推進協定」を、2020年には門真市と「音楽と活気あふれるホームタウンパートナー協定」を結ぶなど、地元関西の人々や企業に育まれた楽団として地域密着を重視している。
2014年10月よりスタートしたBSテレビ東京の音楽番組「エンター・ザ・ミュージック」(毎週土曜8:30~)に藤岡幸夫と共に出演中。2015年には、スイス・ドイツ・イタリアの3カ国5都市を巡る楽団初のヨーロッパツアーを開催し、各地で大きな注目を集めた。
岩谷祐之 SUKEYUKI IWATANI
関西フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター
1977年生まれ。4歳からヴァイオリンを始め、東京音楽大学附属高校にて久保陽子氏に師事。1999年第68回日本音楽コンクール第1位。2001年フランスへ留学。2008年1月より関西フィル・コンサートマスターを務め、世代を代表するヴァイオリニストとして国内外で幅広く活躍している。これまでに、東儀祐二、五十嵐由紀子、久保陽子、エドワード・シュミーダー、ボリス・ギャリツキー、イヴリー・ギトリスの各氏に師事。平成24年度「咲くやこの花賞」(大阪市)を受賞。
カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)
掲載: 2020年07月20日 00:00