ヨーゼフ・モーグ新譜2タイトル!『レーガー:ピアノ協奏曲&6つの間奏曲』&『ブラームス&シューマンによるパガニーニのカプリースに基づく3つの作品集』
レーガー:ピアノ協奏曲 へ短調 Op.114、6つの間奏曲 Op.45a
ヨーゼフ・モーグ(ピアノ)、ニコラス・ミルトン(指揮)、ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団
1987年生まれ、2015年に英グラモフォン賞の「ヤング・アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」を受賞、2016年に「グリーグ&モシュコフスキ:ピアノ協奏曲集(ONYX4144)」が第58回グラミー賞にノミネートしたドイツのヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ヨーゼフ・モーグ。ショパン、リスト、ルビンシテイン、ブラームス、チャイコフスキー、グリーグ、シャルヴェンカ、モシュコフスキ、ラフマニノフなど、ロマン派のピアノ協奏曲やピアノ作品の録音で次々と成功を収めている彼が次に向かったのは、古今のピアノ協奏曲の中で最も要求が高く、人を寄せ付けないマックス・レーガーのピアノ協奏曲!1910年に書かれたこの巨大な協奏曲には、大規模なオーケストラを明瞭に用い、ピアノをオーケストラの一部にするという、レーガーの恐るべき技術がすべて示されています。一方、カップリング曲の《6つの間奏曲》は優しくロマンティックで詩情豊かな作品であり、レーガーという複雑な作曲家の異なる側面を見ることができます。
(東京エムプラス)
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 イ短調 Op.35、シューマン:パガニーニの奇想曲による6つの練習曲 Op.3、パガニーニの奇想曲による6つの演奏会用練習曲 Op.10
ヨーゼフ・モーグ(ピアノ)
1987年生まれ、2015年に英グラモフォン賞の「ヤング・アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」を受賞、2016年に『グリーグ&モシュコフスキ:ピアノ協奏曲集(ONYX4144)』が第58回グラミー賞にノミネートしたドイツのヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ヨーゼフ・モーグ。ONYXからのリリース第11弾となる本作では、1820年に出版されて以来、数多くの作曲家を魅了してきたパガニーニのカプリースに基づくブラームスとシューマンの作品をカップリング!シューマンの2つのエチュードは1830年の4月、フランクフルトでパガニーニの演奏を聴いたことがきっかけで生まれた、有名な《謝肉祭》と同時期の作品です。これらの初期作品から、エンデニヒの精神病院で24のカプリースのピアノ伴奏を作曲した晩年まで、シューマンはパガニーニに魅了され続けていました。同じくパガニーニに魅せられたブラームスは、偉大なヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、カール・タウジヒのために変奏曲を作曲しました。ブラームスは第24番のカプリースを「ピアノフォルテのための研究」に仕立て上げ、出来上がった力作をクララ・シューマンは「魔女の変奏曲」と呼びました。タウジヒはこの曲を気に入り、ブラームスに「私はこの曲で悪魔のような時間を過ごしました......誰もがこの曲は演奏不可能だと思っています」と書き送っています。明晰な音楽性と圧倒的な技巧に定評のあるモーグならではの演奏でお楽しみください。
(東京エムプラス)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2021年09月10日 00:00