インキネン&ドイツ放送フィル/ドヴォルザーク: 交響曲第7番・第8番
インキネンとドイツ放送フィルによるドヴォルザークの交響曲、今作は第7番と第8番。
ドイツ放送フィルによるドヴォルザーク交響曲全集第6弾。前半3枚を指揮したチチョンより、第4弾からインキネンが引き継ぎ、素晴らしい演奏を披露しています。
今作に収録されているのは、ドヴォルザークの交響曲の中でもとりわけ人気の高い第8番と第7番。1884年から85年に書かれた第7番は、第3楽章にチェコ民族舞曲フリアントのリズムが使われるなどスラヴ要素の濃い作品。第8番は更にボヘミアの要素が高く、とりわけ第3楽章の哀愁を帯びた旋律も一度聴いたら忘れられないほどの魅力があります。
2017年からドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者と務めるインキネンは、作品のスコアを丹念に読み込み、細かい対旋律までをも際立たせることでオーケストラから明瞭な響きを引き出し、メリハリあるテンポで全曲を聴かせます。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904):交響曲第7番・第8番
1-4. 交響曲第7番 ニ短調 Op. 70 B 141(1885)
1. I. Allegro maestoso
2. II. Poco adagio
3. III. Scherzo: Vivace - Poco meno mosso
4. IV. Allegro
5-8. 交響曲第8番 ト長調 Op. 88 B 163(1889)
5. I. Allegro con brio
6. II. Adagio
7. III. Allegretto grazioso - Molto vivace
8. IV. Allegro ma non troppo
【演奏】
ピエタリ・インキネン(指揮)
ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
Saarbrucken, Funkhaus Halberg, GroBer Sendesaal
2021年9月27-30日…1-4
2022年9月6-9日…5-8
総収録時間:74分
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2023年12月25日 00:00