INOYAMALAND(イノヤマランド)|日本を代表する環境音楽/アンビエント・ミュージックのパイオニアが「幻の観光地BGM」をテーマにしたアルバム『Trans Kunang』を完成
日本を代表する環境音楽/アンビエント・ミュージックのパイオニア、イノヤマランド。「幻の観光地BGM」をテーマにしたニューアルバム(5枚目)がリリース決定。
米グラミー賞ヒストリカル部門に、楽曲を提供したコンピレーションアルバム「環境音楽 Kankyo Ongaku」がノミネートされ、クラブミュージックの代表的ストリーミング番組「BOILER ROOM」への出演など、世界から更なる注目を集める、日本の環境音楽/アンビエント・ミュージックのパイオニア、イノヤマランド。2021年、オリジナル・アルバムとしては22年振りのリリースで話題となった『SWIVA』に続く、5thアルバムが早くも完成。メンバーの山下康は世界最大の花・ラフレシアの観察研究で頻繁に訪れていたインドネシアの印象から多くのモティーフを作り、井上誠がそれらを半世紀以上前のジャズやヨーロッパ映画音楽の遥かな記憶でランダムに装飾した。
これは2011年に東京都心の高層ビル街に出現した不思議な庭園の環境音楽として密かに鳴らされた後、2021年に本作『Trans Kunang』として再レコーディングされた。Kunang(蛍)、Pulau(小島)、Suara(声)などのインドネシア語を散りばめた山下の独特なアジア感と、井上のあやふやな音の記憶が作り出した「幻の観光地BGM」。
掲載: 2021年10月28日 15:14