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クレーメル、フォルケルト、堀米ゆず子『エリザベート王妃国際音楽コンクール ヴァイオリン部門名演集』(3枚組)

エリザベート王妃国際音楽コンクール ヴァイオリン部門名演集

弱冠20歳のクレーメルによるエルガーのヴァイオリン協奏曲!
フォルケルトのショスタコーヴィチ、堀米ゆず子のシベリウスとともにBOX化

エリザベート王妃国際音楽コンクール、ヴァイオリン部門の歴史に残る3人の名手のアルバムをセットにしたもの。現在まで目覚ましい活躍をみせるギドン・クレーメルが、弱冠20歳で初めて国際舞台で注目され、大きなコンクールのファイナルとしては異例の選曲といえるエルガーの協奏曲で3位に輝いた1967年の録音。
1971年のファイナルで、ショスタコーヴィチの協奏曲を2回のリハーサルという条件の中、審査員として臨席していた初演者オイストラフの前で見事に弾き切り、第5位を獲得したエディト・フォルケルトは、受賞者コンサートでギーレンと共演したバルトークも収録しています。フォルケルトは闘病の末1992年に亡くなっており、このアルバムはベルギーのヘント出身であった不遇の芸術家の偉業を讃えるものです。冷戦の高まりでソヴィエトからの参加が無かった1980年、日本からは優勝者堀米ゆず子をはじめ、第3位に清水高師、第4位に塚原るり子と3人もの入賞者を輩出し話題となりました。セミ・ファイナルにおけるイザイの無伴奏で聴衆を圧倒した堀米ゆず子は、ファイナルのシベリウスの協奏曲でも、このコンクール史上同曲の最も素晴らしい演奏と称賛されるパフォーマンスを残しています。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
《DISC 1》(MU018)
1. ロベルト・シューマン(1810-1856): 幻想曲 ハ長調 Op. 131
2. エルネスト・ショーソン(1855-1899): 詩曲 Op. 25
3-5. エドワード・エルガー(1857-1934): ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 Op. 61

ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
マリーナ・ボンダレンコ(ピアノ)…1
RTB大交響楽団…2
ダニエル・スターンフェルド(指揮)…2
ベルギー国立管弦楽団…3-5
ルネ・デフォセ(指揮)…3-5
[録音]
1967年(ライヴ)

《DISC 2》(MU019)
1-4. ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975): ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 Op. 77
5-7. ベーラ・バルトーク(1881-1945): ヴァイオリン協奏曲第2番 BB 117

エディト・フォルケルト(ヴァイオリン)
RTB大交響楽団…1-4
ルネ・デフォセ(指揮)…1-4
ベルギー国立管弦楽団…5-7
ミヒャエル・ギーレン(指揮)…5-7
[録音]
1971年(ライヴ)

《DISC 3》(MU020)
1-3. ウジェーヌ・イザイ(1858-1931): ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ短調 Op. 27-2 より I、II、IV楽章
4. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791): ロンド ハ長調 K. 373
5-7. ヨハネス・ブラームス(1833-1897): ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 Op. 78 「雨の歌」
8-10. ジャン・シベリウス(1865-1957): ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op. 47

堀米ゆず子(ヴァイオリン)
ジャン=クロード・ファンデン・エイデン(ピアノ)…4-7
ベルギー国立管弦楽団…8-10
ジョルジュ=エリ・オクトール(指揮)…8-10
[録音]
1980年(ライヴ)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2021年11月02日 00:00