ジョルディ・サヴァールがハイドンのオラトリオ“天地創造”を遂に録音!(2枚組SACDハイブリッド)
サヴァールによる天地創造!
サヴァールが最初にハイドンの音楽に深く魅力されたのは、音楽院でチェロを学んでいた頃、弦楽四重奏作品を演奏してからのことでした。特に「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」には強く惹かれたそうで、1990年および2006年にハイドンの「十字架上」を収録します(管弦楽版)。
続いてのハイドン作品としてサヴァールが録音したいと考えていたのが、ハイドン最晩年の傑作である「天地創造」でした。合唱グループであるラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャが、作品当時の様式で、そして美しいドイツ語で歌うことができるようになってから、と機が熟すのを待っていたサヴァール。ついに2021年5月に、録音のはこびとなりました。
このハイドンの『天地創造』は、ベートーヴェンの第九以前に、人類にむけて書かれたオラトリオで、これにつづくものに『魔笛』がある、という音楽学者カール・ド・ニの言葉にも深く納得のいく、生きる力とエネルギーがわいてくるような演奏です。
(キングインターナショナル)
【曲目】
ハイドン:天地創造
【演奏】
イェリー・スー(ソプラノ/ガブリエルとエヴァ)
ティルマン・リヒディ(テノール/ウリエル)
マティアス・ヴィンクラー(バリトン/ラファエルとアダム)
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ
ル・コンセール・デ・ナシオン
(マンフレード・クレーマー/コンサートマスター)
ジョルディ・サヴァール(指揮)
【録音】
2021年5月5-7日、カタルーニャ自治州バルセロナ県カルドナ城聖ビチェンス参事会教会
Multi-channel
[CD1]54'18
[CD2]49'00
カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)
掲載: 2021年11月30日 00:00