ティーレマン&ウィーン・フィルのブルックナー・ツィクルス第4弾~交響曲第2番(1877年第2稿/キャラガン校訂)
国内盤のみ高品位Blu-spec CD2仕様
ティーレマン&ウィーン・フィル|ブルックナー:交響曲全集[4]
シュターツカペレ・ドレスデン首席指揮者、ザルツブルク復活祭音楽総監督を兼任し、名実ともにドイツ音楽の世界的巨匠と目されるクリスティアン・ティーレマン。今やウィーン・フィルにとっても最重要指揮者の一人であり、このコンビが続けているビッグ・プロジェクト「ブルックナー:交響曲全集」録音にも大きな注目が集まっています。
第4弾は、ブルックナーの初期交響曲でも人気の高い第2番ハ短調。作曲順としては4曲目の交響曲でしたが、番号を付けたのはこれが2番目。後期作品を思わせる森羅万象の鳴動を思わせる深みを持ち、第1楽章の冒頭から高原を渡る風のような清澄な響きが耳を捉えます。また第2楽章アンダンテの息の長い旋律の美しさは格別。キャラガンの第2稿を使用して、ウィーン・フィルの優美かつ濃厚なサウンドを際立たせるような流麗なティーレマンの解釈は、まさにこの作品にうってつけ。ウィーン・フィルの同曲は73年シュタイン、16年ムーティ以来3種類目。
(ソニーミュージック)
[収録曲]
ブルックナー
交響曲第2番ハ短調WAB102
[1877年第2稿・キャラガン校訂(2007年出版)]
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:クリスティアン・ティーレマン
[録音]2019年4月、ウィーン、ムジークフェラインザ-ルでの第9回定期演奏会おけるライヴ・レコーディング
*録音日は2021年11月10日の時点での情報です