ジャニーヌ・ヤンセン『ストラディヴァリウスに魅せられて』ドキュメンタリー&演奏(ブルーレイ)
日本語字幕付き
世界的ヴァイオリニスト、ジャニーヌ・ヤンセンが史上最高の12挺の素晴らしいストラドに魅せられた話題のドキュメンタリー映像が遂にブルーレイでリリース
圧倒的存在感で世界的人気を誇るオランダのヴァイオリニスト、ジャニーヌ・ヤンセンの、あの話題のドキュメンタリー映像《ストラディヴァリウスに魅せられて~12の伝説のヴァイオリン》(Falling for Stradivari)がブルーレイで発売されます。(日本語字幕付)
ロンドンの伝統ある弦楽器ディーラーJ. & A.Beareは、現存するとされている世界の偉大なストラディヴァリのカタログに載せるためのアルバムを制作し、ストラドの楽器12挺それぞれに相応しい音楽を選曲し演奏してもらうために、ジャニーヌ・ヤンセンにこのプロジェクトへの参加を呼びかけました。もちろんジャニーヌ・ヤンセンは、このまたとない機会を二つ返事で引き受け、イタリア賞受賞の名映像作家ジェラルド・フォックスと、今最も忙しい指揮者の一人アントニオ・パッパーノをピアニストとして迎えこのプロジェクトに参加することを決めました。
世界的弦楽器ディーラーといえども、歴史的価値ある楽器を12挺も集結させるのは相当な苦労が必要であり、またその時間も限られたものでした。またジャニーヌ・ヤンセン自身もそれぞれの楽器を弾きこなし、それにあった音楽を選び、さらにはより良い音で収録するということも必要であり、参加したすべてのスタッフが優れた技術と才能を発揮してこそ成り立つプロジェクトでした。途中ジャニーヌ・ヤンセンが新型コロナウィルスに感染し中断せざるを得なくなってしまいましたが、回復後ヤンセンとパッパーノによる素晴らしい演奏は、ヤンセン自身の楽器シュムスキー・ストラドと共に見事完走しました。
ドキュメンタリー映像には、12挺の素晴らしいストラドの魅力だけではなく、ジャニーヌ・ヤンセンの音楽家として姿や家族へのインタビュー、レコーディング風景(2021年DECCAより発売のCD)も収められています。さらに同時に収録されているロンドンのカドガン・ホールでのジャニーヌ・ヤンセンとアントニオ・パッパーノの演奏もお楽しみいただけ、ドキュメンタリー映像でそれぞれの楽器の特徴や相違を理解したのちに演奏を聴くと、よりヴァイオリン演奏の歴史を感じることができるでしょう。
(キングインターナショナル)
日本語帯・解説付
日本語字幕付
[ドキュメンタリー映像]
《ジャニーヌ・ヤンセン:ストラディヴァリウスに魅せられて~12の伝説のヴァイオリン》
監督:ジェラルド・フォックス
出演:ジャニーヌ・ヤンセン、アントニオ・パッパーノ、ほか
[コンサート映像]
・ファリャ/クライスラー編:スペイン舞曲(#クライスラー34)
・スーク/愛の歌 Op.7-1(#アラード)
・クララ・シューマン:3つのロマンス Op.22~第1番(#サン・ロレンツォ)
・ロベルト・シューマン:幻想小曲集 Op.73(#キャプテン・サヴィル)
・ヴュータン:3つの無言歌 Op.7~第3曲:失望(#ヴュータン)
・チャイコフスキー/アウアー編:歌劇『エフゲニ・オネーギン』からレンスキーのアリア(#シュムスキー)
・シマノフスキ:神話 Op.30~第1曲:アレトゥーサの泉(#イダ・ヘンデル)
・ラヴェル:ハバネラ形式の小品(#ドゥ・シャポネ)
・エルガー:ため息 Op.70(#タイレル)
・ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19から第3楽章(#ミルシテイン)
・チャイコフスキー:メロディ Op.42-3(#ティツィアーノ)
・ホイベルガー/クライスラー編:真夜中の鐘(#クライスラー33)
・クライスラー:シンコペーション(#クライスラー34)
・クライスラー:愛の悲しみ(#クライスラー33)
・ジェローム・カーン/パッパーノ編:『ロバータ』から『イエスタデイ』(#シュムスキー)
ジャニーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン)
アントニオ・パッパーノ(ピアノ)
録音:2020年12月ロンドン、カドガン・ホール
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年03月10日 00:00