エトヴィン・フィッシャー~ブラームス、シューベルト&シューマン・スタジオ録音全集1934~1950(3枚組)
20世紀の名ピアニスト、エトヴィン・フィッシャー。
「最も有名な録音」と「最も希少な録音」が復刻!
スイス出身で主にドイツを活躍の場とし、ピアニストとしてはもちろんのこと、パウル・バドゥラ=スコダやダニエル・バレンボイム、アルフレート・ブレンデルなどを指導した名教師としても高名な20世紀の巨匠エトヴィン・フィッシャー(1886-1960)。
良質な復刻でピアノ・ファンから信頼を寄せられている「APR」から登場する今回の3枚組のセットには、エトヴィン・フィッシャーの「最もよく知られた録音」と、「最も希少な録音」の両方を収めています。
創業者ブライアン・クランプの復刻で発売されていた「戦前のシューベルト録音集(CD3)」は、エトヴィン・フィッシャーの最も有名な録音であり、今回のセットに加えるにあたりアンドルー・ハリファックスがリマスタリングを施し、音質を向上させてくれました。
対して第二次世界大戦開戦直後の1939年9月9日にエトヴィン・フィッシャー室内管弦楽団のメンバーたちとの共演によってドイツで録音されたブラームスの「四重奏曲第1番」は極めて珍しい録音であり、1947年のブラームス録音、フィッシャー自身が「ピアノの魂の象徴」と評した唯一のシューマン録音である「幻想曲」も非常に貴重な録音です。
(東京エムプラス)
【曲目】
[CD1]
・ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番ト短調 Op.25
ヴィットリオ・ブレロ(ヴァイオリン)
ルドルフ・ネル(ヴィオラ)
テオ・シュルガーズ(チェロ)
録音:1939年9月9日
・ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調 Op.5
録音:1949年5月30日
[CD2]
・ブラームス:間奏曲変ロ短調 Op.117-2
録音:1947年2月21日
・ブラームス:バラード ト短調 Op.118-3
録音:1947年2月21日
・ブラームス:間奏曲変ホ長調 Op.117-1
録音:1947年2月21日
・ブラームス:ラプソディ第2番ト短調 Op.79-2
録音:1947年2月21日
・シューマン:幻想曲ハ長調 Op.17
録音:1949年5月30日-31日
・シューベルト:6つの楽興の時 D.780
録音:1950年5月18日
[CD3]
・シューベルト:4つの即興曲 D.899
録音:1938年3月8日-9日
・シューベルト:4つの即興曲 D.935
録音:1938年3月8日
・シューベルト:幻想曲ハ長調 D.760《さすらい人》
録音:1934年5月22日&24日
【演奏】
エドウィン・フィッシャー(ピアノ)
ヴィットリオ・ブレロ(ヴァイオリン)
ルドルフ・ネル(ヴィオラ)
テオ・シュルガーズ(チェロ)
【録音】
1934年-1950年
リマスタリング:アンドルー・ハリファックス
カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)
掲載: 2022年04月07日 00:00