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映像による全集が始動!ティーレマン&ウィーン・フィルによるブルックナー:交響曲ヘ短調、ニ短調、第5番~2021年3月ウィーン楽友協会無観客ライヴ!

ティーレマン

ティーレマン&ウィーン・フィル
ブルックナー生誕200年記念プロジェクト
「ブルックナー11/Bruckner 11」
第1弾は第00・0・5番
2021年3月ウィーン楽友協会無観客ライヴ収録!


2024年のブルックナー生誕200年に向けたティーレマン&ウィーン・フィルによるプロジェクト「ブルックナー11/Bruckner 11」。
すでにソニー・クラシカルからも第8,3,4,2番のCDがリリースされていますが、この度C majorレーベルから映像による全集がスタートします。

第1弾としてリリースされるのは、第5交響曲、そして「習作交響曲」と呼ばれている「ヘ短調 WAB99」と「ニ短調 WAB100」をウィーン・フィル史上初めて演奏・収録しています。

今回ティーレマンは番号付き交響曲9曲に加えて「習作交響曲」を演奏することについて以下のように述べています。「ブルックナーは9曲の交響曲を書いたのではなく、11曲の交響曲を書いたということです。人々はこの2曲をそれほど良い曲だとは思っていないかもしれないが、2曲ともに完成度は非常に高く、”これぞブルックナー”と感じることのできる部分が多くあります。またこの素晴らしいウィーン・フィルとブルックナーの11曲の交響曲をともに演奏する最初の指揮者という栄誉を思いかげず手にすることができたのは、驚きであり大きな喜びです。」

またこのセットには各交響曲についてティーレマンと音楽学者ヨハネス=レオポルド・マイヤー氏とが語ったインタビューと、リハーサル風景を収録したボーナス映像が付属しています。その映像には、ティーレマン自身が特別だという交響曲第5番を最初に聴いた際の記憶も鮮明に語っています。「特別だと思う理由は、最初に聴いた時に感動したから。それは私が16歳の時、ベルリン・フィル、カラヤン指揮の演奏だった。私は茫然自失しフィルハーモニーの駐車場に向かった。これまでこんなに素晴らしい音楽は聴いたことがなかった。」

ベルリン・ドイツオペラ(1997年~2004年)、ミュンヘン・フィル(2004年~2011年)、シュターツカペレ・ドレスデン(2012年~2024年)、ザルツブルグ復活祭音楽祭の芸術監督(2013年~2022年)、そしてバイロイト音楽祭での活躍など、今やドイツを代表する指揮者として着実にキャリアを積んでいるクリスティアン・ティーレマン(1959~)。ウィーン・フィルとは、2008年~2010年にかけて収録された「ベートーヴェン交響曲全集」や2019年ニューイヤーコンサートなど何度も共演しています。
またティーレマンはすでに手兵シュターツカペレ・ドレスデンとブルックナーの番号付き交響曲9曲を残しており(757504/KKC9656)、今回のウィーン・フィルとの録音も日頃からブルックナーへの熱い思いを語っていたティーレマンらしいプロジェクトと言えるでしょう。
(キングインターナショナル)

ブルーレイ

[国内仕様盤は日本語帯・解説付き]
画面:16:9、1080i
音声:PCM ステレオ、DTS-HD MA5.1
BD50
ボーナス映像
言語:ドイツ語
字幕:英語、韓国語、日本語
Total time:254 分
交響曲:176 分
ボーナス:78 分

 

DVD(2枚組)

[国内仕様盤は日本語帯・解説付き]
画面:16:9、NTSC
音声:PCM ステレオ、DTS5.1
DVD9
ボーナス映像
言語:ドイツ語
字幕:英語、韓国語、日本語
Total time:254 分
交響曲:176 分
ボーナス:78 分

 

【曲目】
アントン・ブルックナー:
交響曲 ヘ短調 WAB99(第00番「習作」)
交響曲 ニ短調 WAB100(第0番)
交響曲第5番 変ロ長調 WAB105

ボーナス映像《ディスカヴァリング・ブルックナー》
各交響曲について(ティーレマンと音楽学者ヨハネス=レオポルド・マイヤー氏による対話)

【演奏】
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

【録音】
2021年3月ウィーン楽友協会(無観客ライヴ)

映像監督:ベネディクト・ミロウ

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ANTON BRUCKNER

掲載: 2022年06月07日 00:00