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ダニエル・ハーディング、フィレンツェ五月音楽祭デビュー!チレア:歌劇“アドリアーナ・ルクヴルール”


[Naxos Music 公式チャンネルより]

ハーディング《アドリアーナ・ルクヴルール》でフィレンツェ五月音楽祭デビュー!

舞台は18世紀初頭のパリ。花形女優アドリアーナ・ルクヴルールはその優柔不断な恋人マウリツィオ(ザクセン伯)を巡って、やはり彼を慕うブイヨン公爵夫人と激しい恋のさや当てを繰り広げます。やがて病を得て病床に伏せるアドリアーナにマウリツィオからという見舞いの小箱が届けられますが…

18世紀初頭、フランス演劇の殿堂コメディ・フランセーズで活躍した大女優アドリエンヌ・ルクヴルールの後半生の実話をもとに、作家スクリーヴが盟友ルグヴェとの共作で戯曲化(1849)。歌劇《アドリアーナ・ルクヴルール》は、その戯曲にもとづいたアルトゥーロ・コウラッティの台本にフランチェスコ・チレアが作曲し1902年にミラノで初演され、好評を博しました。

本作がフィレンツェ五月音楽祭でのオペラの指揮デビューとなるダニエル・ハーディングを迎え、ウルグアイ出身のソプラノ、ホセ・マリア・シーリがその力強い美声で、芸術家としての誇りと愛の悩みに揺れ動くヒロインの心情を切々と歌い上げます。恋敵のブイヨン公爵夫人役は、これを当たり役とするウズベキスタン出身のメゾ・ソプラノ、クセーニア・ドゥドニコワ。ヒロインと丁々発止のやり取りを迫力たっぷりに演じます。
二人の女性に愛され戸惑うマウリツィオ役をものの見事に演じるマルティン・ミューレ、ペーソス溢れる演技歌唱が胸にしみるミショネ役のニコラ・アライモら男声役も実力派を揃えた万全の布陣。
フィレンツェ五月音楽祭のオーケストラと歌唱陣を導くハーディングの俊敏なタクトが、フレデリック・ウェイク=ウォーカーのシックな舞台作りと相まって憂愁を帯びた美しい旋律に溢れるチレアの傑作歌劇を情感豊かに描き尽くします。
(ナクソス・ジャパン)

ブルーレイ

収録時間: 143分
音声: イタリア語
PCMステレオ2.0/DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray)
字幕: 日本語・イタリア語・英語・ドイツ語・フランス語・韓国語
画角: 16/9 NTSC All Region
Blu-ray…片面二層ディスク 1080i High Definition

 

DVD

収録時間: 143分
音声: イタリア語
PCMステレオ2.0/Dolby Digital 5.1(DVD)
字幕: 日本語・イタリア語・英語・ドイツ語・フランス語・韓国語
画角: 16/9 NTSC All Region
DVD…片面二層ディスク

 

【演目】
フランチェスコ・チレア(1866–1950):歌劇《アドリアーナ・ルクヴルール》 4幕のオペラ(1902)
台本: アルトゥーロ・コラウッティ(1851–1914)
ウジェーヌ・スクリーブ&エルネスト・ルグヴェの戯曲『アドリエンヌ・ルクヴルール』による

【出演】
アドリアーナ・ルクヴルール…マリア・ホセ・シーリ(ソプラノ)
マウリツィオ…マルティン・ミューレ(テノール)
ブイヨン公爵夫人…クセーニア・ドゥドニコヴァ(メゾ・ソプラノ)
ブイヨン公爵…アレッサンドロ・スピーナ(バス)
ミショネ…ニコラ・アライモ(バリトン)
シャズイユの修道院長…パオロ・アントニェッティ(テノール)
キノー…ダヴィデ・ピーヴァ(バス)
ポワソン…アントニオ・ガレス(テノール)
執事…ミケーレ・ジャンクイント(バス)
ジュヴノ嬢…キアラ・モジーニ(ソプラノ)
ダンジュヴィル嬢…ヴァレンティーナ・コロ(ソプラノ)

フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団&合唱団
(合唱指揮: ロレンツォ・フラティーニ)
ダニエル・ハーディング(指揮)

演出: フレデリック・ウェイク=ウォーカー
美術: ポリーナ・リーファース
衣装: ジュリア・カタリーナ・ベルント
照明: マルコ・ファウスティーニ
振付: アンナ・オリホーヴァヤ

映像監督: ティツィアーノ・マンチーニ

【収録】
2021年4月27日、30日 フィレンツェ五月音楽祭歌劇場(イタリア)

チレア:歌劇“アドリアーナ・ルクヴルール”

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年08月04日 00:00