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クベリークは世界初録音!パヴェル・シュポルツル~クベリーク:ヴァイオリン協奏曲第1番&メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲

シュポルツル

鬼才ヴァイオリニスト、シュポルツルが
ヤン・クベリークのヴァイオリン協奏曲第1番を世界初録音!
カップリングはメンデルスゾーン、待望の再録音!

カリスマ的な人気を誇るチェコのパヴェル・シュポルツル。ヴァイオリンを自由自在に操り、世界の聴衆を魅了しています。「パガニーニアーナ~無伴奏ヴァイオリン作品集」(HC-20069)に続くヘンスラー・レーベル第2弾は「ヤン・クベリークへのオマージュ」で、世界初録音となるクベリークのヴァイオリン協奏曲第1番、そしてメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲です!

シュポルツルはジュリアード音楽院でイツァーク・パールマン、ドロシー・ディレイに師事し、世界各国のコンクールでの受賞歴を誇る実力派。アシュケナージ指揮のチェコ・フィルのシーズン開幕公演に出演し「100年に1人の逸材」と絶賛された名手としても知られています。派手な見た目とは裏腹な折り目正しい演奏と抒情性豊かな表現が最大の魅力で、これまでスプラフォン・レーベルをはじめ主要レパートリーを録音しています。

プラハ近郊ミフレ区生まれのヤン・クベリーク(1880-1940)(ラファエル・クーベリックの父)は、ヴァイオリンの教本でも知られるオタカール・シェフチーク(セヴチック)に師事。神童として10 代の頃からずば抜けた才能を発揮し、ウィーンやロンドンなどの都市で「第2 のパガニーニ」と称賛された技巧派ヴァイオリニストです。

ヴァイオリン協奏曲を6 曲、交響曲を1 曲、ヴァイオリンとピアノのための作品など、作曲家としての才能も持ち合わせました。ヴァイオリン協奏曲第1 番は、1917年1月、ウィーンの楽友協会で自身の独奏、オスカル・ネドバル指揮、トーンキュンストラー管弦楽団が初演した作品。後期ロマン派のメロディアスな作品で、シュポルツルは「非常に技巧的ながら音楽的に実に興味深い」と語っています。ヴァイオリニストとして第一線で活躍したクベリークらしい実に魅力的な協奏曲です。

カップリングは名曲メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲です!チェコ初演は1900年1月4日、クベリーク独奏、ネドバル指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団が演奏しており、「ヤン・クベリークへのオマージュ」にふさわしいカップリングといえます。シュポルツルは90 年代半ばに録音していますが、この度待望の再録が実現しました!

使用楽器はシュポルツルが愛奏する青いヴァイオリンです。このヴァイオリンはチェコを代表するヴァイオリン製作者ヤン・シュピドレンが2005 年に製作した楽器。シュポルツルはこの楽器に魅了され2006年に所有し、以後愛器として演奏しております。
(キングインターナショナル)

『ヤン・クベリークへのオマージュ』
【曲目】
1.ヤン・クベリーク:ヴァイオリン協奏曲第1番 ハ長調【世界初録音】
2.メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64

【演奏】
パヴェル・シュポルツル(ヴァイオリン)
トマーシュ・ブラウネル(指揮)
プラハ交響楽団

【録音】
2022年1月8、10&11日[1]、2022年3月8&9日[2]/スメタナ・ホール(プラハ)
セッション録音

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年09月07日 00:00