ニコラス・コロンとフィンランド放送響のONDINE第3弾は、ロッタ・ヴェンナコスキの作品集
ニコラス・コロンとフィンランド放送響のONDINE第3弾は、ロッタ・ヴェンナコスキの作品集。
アルバム冒頭の「Flounce」はBBCプロムスの委嘱作で、フィンランド独立100周年にあたる2017年のラスト・ナイト冒頭を飾りました。「5分以内で、祝祭的な雰囲気を持つこと」という条件で書かれたこの作品は、 リズミカルな部分と落ち着いた中間部を持ち、聴衆と批評家の双方から高い評価を受けました。
実質的なハープ協奏曲である「Sigla」は、イスラエル出身で2017年からフィンランド放送響の首席ハープ奏者を務めるシヴァン・マゲンのために書かれた作品。ハープ特有の美しく幻想的な音色を最大に生かすとともに、時には荒々しいサウンドも引き出し、この楽器に新たな表現を切り開いています。
最後の「Sedecim」はラテン語で「16」。1916年に創設されたシベリウス・アカデミー交響楽団の100周年を記念する委嘱作で、ヴェンナコスキはオーケストラ創立当時を想像し、その雰囲気を描いています。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
ロッタ・ヴェンナコスキ(1970-):
1. Flounce(2017)
Sigla(2022) - ハープと管弦楽のための
2. Sigla I
3. SiGLa II
4. Sigla III
Sedecim(2016)
5. Tigerfläckar, spända strängar, stjärnor utan svindel (E.S. 1916)
6. Zone rouge (1916-)
7. Melartin 1916
【演奏】
シヴァン・マゲン(ハープ)…2-4
フィンランド放送交響楽団
ニコラス・コロン(指揮)
【録音】
2021年12月…5-7
2022年5月…2-4
2022年10月…1
Helsinki Music Centre(フィンランド)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年12月26日 00:00