英古楽グループ「ラ・ヌオヴァ・ムジカ」がティム・ミードを迎えて、17世紀イギリスの歌曲集を録音!
英古楽グループ「ラ・ヌオヴァ・ムジカ」が
ティム・ミードを迎えて、17世紀イギリスの歌曲集を録音!
デイヴィッド・ベイツ率いる、2007年結成のイギリスの優れた古楽グループ、ラ・ヌオヴァ・ムジカのPENTATONEレーベル3枚目のアルバムは、現代屈指のカウンターテナーの一人、ティム・ミードを迎えての17 世紀イギリスの歌曲集。
パーセルの歌曲やオード、劇音楽などからの歌を中心に、同時代の作曲家であるブロウ、ハンフリー、ウェッブの作品を収録しています。
比較的録音の珍しい作品が集められていますが、イギリス古楽の持つ、抑制された美と深い情感を持つ楽曲ばかりで、ティム・ミードの美声と卓越した歌唱技術は、そうした楽曲の数々の魅力を存分に伝えてくれます。
ベイツ率いるイギリスのピリオド楽器の名手たちによる器楽も丁寧な表現で歌を見事にサポート。思わず、聴き入ってしまうこと請け合いです。パーセルの楽曲をカウンターテナーのレパートリーとして現代に蘇らせた往年の名歌手、アルフレッド・デラー以来の伝統を受け継ぐ、優れた17世紀イギリス・アルバムの登場です。
(キングインターナショナル)
『「麗しき柔和さ」~17世紀イギリスの歌曲集』
【曲目】
1.ヘンリー・パーセル(1659-1695):音楽が愛の糧ならば Z.379a
2.ジョン・ブロウ(169-1708):かわいらしいセリーナ
3.ヘンリー・パーセル:薄紫の薔薇(ヨークシャーの祝祭歌「その昔、勇者は故郷に留まるをよしとせず」より)Z.333
4.ペルハム・ハンフリー(C.1647-1674):父なる神への讃歌(「罪を許してくださいますか」)
5.ジョン・ブロウ:「ヴィーナスとアドニス」序曲
6.ヘンリー・パーセル:暗く陰気な絶望の迷宮の中で Z.190
7.ヘンリー・パーセル:ようこそ、偉大なる陛下(チャールズ2世の歓迎歌「失せよ、不敵な反逆者よ」1683年より)Z.324
8.ウィリアム・ウェッブ(c.1600-1657):力強きモーフィアス
9.ヘンリー・パーセル:目覚めよ、わがミューズ(メアリー女王の誕生日のためのオード「目覚めよ、わがミューズ」1690年 Z.320)
10.ヘンリー・パーセル:輝かしき夜の女王が(ヨークシャーの祝祭歌「その昔、勇者は故郷に留まるをよしとせず」より)Z.333
11.ジョン・ブロウ:パーセルが現れ、ライヴァルは勝ち誇るのをやめた(「ヘンリー・パーセル氏の死に寄せるオード」より)
12.ヘンリー・パーセル:主よ、守り給え(「テ・デウムとユビラーテ」より)Z.232
13.ヘンリー・パーセル:シャコンヌ(「アーサー王」より)
14.ヘンリー・パーセル:おお、私を泣かせてください(「妖精の女王」より嘆きの歌)Z.629
15.麗しき柔和さで(メアリー女王の誕生日のためのオード「いまや、輝かしき日は来たる」1689年より)Z.332
16.ジョン・ブロウ:かわいそうなセラドン、無駄にため息をつくばかりで
17.ヘンリー・パーセル:祭壇を飾れ(メアリー女王の誕生日のためのオード「この祝祭を祝え」より)Z.321
18.ペルハム・ハンフリー:眠りよ、ぬくき眠りよ、来たりて、我が目を閉じよ(夕べのためのアンセム)
19.ヘンリー・パーセル:夕べの讃歌(いまや日はその光を覆い隠し)Z.193
【演奏】
ティム・ミード(カウンターテナー)
デイヴィッド・ベイツ(指揮&オルガン)
ラ・ヌオヴァ・ムジカ
【録音】
2022年3月22-27日、諸聖人教会、ロンドン(イギリス)
DDD
ディジパック仕様
70'00
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2023年01月26日 00:00