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ストゥールゴールズ&タピオラ・シンフォニエッタ、ベザリーによるファーゲルルンド:テラル、室内交響曲、他(SACDハイブリッド)

シャロン・ベザリー

シャロン・ベザリーが独奏!!
フィンランドの作曲家セバスチャン・ファーゲルルンドの
フルート協奏曲を含む3篇!

フィンランドの作曲家セバスチャン・ファーゲルルンドの室内楽と器楽の作品の『海洋(Oceano)』(BIS SA-2324)につづくアルバム。フルートと管弦楽のための《テラル》、弦楽オーケストラのための《Strings to the Bone》、管弦楽のための《室内交響曲》の3曲が演奏されます。

ファーゲルルンドは、2012 年の「ヴァイオリン協奏曲」《光の中の暗黒》(BIS SA-2093)の後、すべての協奏曲に「音楽のイメージ」を映す曲名を与えるようになりました。
シャロン・ベザリーから依頼された「フルート協奏曲」のタイトルには、作品の「音世界」の表すイメージから、ラテン語の “terra”(大地、陸地)から派生した、地中海岸で陸から吹く風を意味するスペイン語「テラル(terral)」の曲名がつけられました。
アルトフルートによるゆったりしたフレーズの絵のような風情に始まる「レント、リベラメンテ・ウン・ポコ」、スケルツォ風の華麗な「プレスト、ヴェローチェ」、伝統のパッサカリア構造を背景にうかがわせながら、それまでの素材を結合して展開してゆく「エスパンシーヴォ、ソノーレ」の3楽章で書かれた作品です。
補遺《Strings to the Bone》(骨の髄まで弦)は、表現豊かで密度の濃い弦楽のテクスチュアが脈動する作品です。オストロボスニア室内管弦楽団の委嘱作。2016年2月にコッコラで初演されました。

ファーゲルルンドのレパートリーで中心的な役割を担っている管弦楽の作品は、2009 年の《パルティータ》(BIS SA-1707)をのぞき、内容を示唆する曲名がつけられていますが、《室内交響曲》は、作品の形式と素材の扱い方から、簡素なこの曲名が選ばれました。「カルモ、ミステロオーゾ」「エネルジーコ・エ・ブリランテ」「エスパンシーヴォ」の3楽章。タピオラ・シンフォニエッタとオタワの国立芸術センター管弦楽団の共同委嘱で作曲されました。
(キングインターナショナル)

【曲目】
セバスチャン・ファーゲルルンド(1972-):
1.テラル(Terral)(フルート協奏曲)(2020-21)*
2.骨の髄まで弦(Strings to the Bone)(2014-15)~弦楽オーケストラのための
3.室内交響曲(2020-21)~管弦楽のための

【演奏】
タピオラ・シンフォニエッタ
ヨン・ストゥールゴールズ(指揮)
シャロン・ベザリー(フルート、アルトフルート)*

【録音】
2022年3月14-18日/タピオラホール(エスポー、フィンランド)

[楽器 Flute: Muramatsu 24 carat gold with B foot joint/Alto flute: Muramatsu]
DSD
5.0 Surround sound
マルチチャンネル
BIS ecopak
68'30

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)

掲載: 2023年03月29日 00:00