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NHK交響楽団トロンボーン奏者 池上 亘のソロ・アルバム!『フロウ・ウィズ・ザ・ブリーズ』

池上 亘

NHK交響楽団トロンボーン奏者 池上 亘のソロ・アルバム、満を持しての登場です。
池上は東京シティ・フィル、東響を経て、2001年よりN響に在籍中。世界のマエストロたちがタクトを執る日本最高峰のオーケストラに長年身を置きながら、一方でアンサンブル等の活動も積極的に展開しています。

その池上がいよいよ送り出すアルバムは、豊かなキャリアを通して池上の血肉となった音楽が惜しげもなく注ぎ込まれた、渾身のプログラム。さまざまな時代や様式から構成された、トロンボーン奏者の試金石とも言うべきラインナップです。

東京藝大等で活躍し、あらゆる共演者からの信頼厚い城 綾乃の盤石のピアノを得て、池上がまさしく天衣無縫に駆け巡ります。同じN響で音楽を共にする打楽器奏者 竹島悟史に委嘱された、アルバム掉尾を飾るタイトル曲も必聴です。

なお、ボザ、シュレック、ヒンデミット、ダヴィットの4曲については、奇しくも本年(2023年)日本管打楽器コンクール・トロンボーン部門の課題曲・選択曲に指定されており、要注目です。
(フォンテック)

『フロウ・ウィズ・ザ・ブリーズ』
【曲目】
アンリ・デュティユー(1916-2013):コラール、カデンツァとフガート
ジャック・カステレード(1926-):ソナチネ
ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):バラード
シュチェパン・シュレック(1914-1986):ソナタ「大天使ガブリエルの嘆き」
パウル・ヒンデミット(1895-1963):トロンボーン・ソナタ
フェルディナンド・ダヴィット(1810-1873)(ロベルト・ミュラー編/ツィンマーマン版):コンチェルティーノ 変ホ長調 Op.4
竹島悟史(1976-):フロウ・ウィズ・ザ・ブリーズ

【演奏】
池上 亘 (トロンボーン)
城 綾乃 (ピアノ)

【録音】
2022年12月15~17日 相模湖交流センター ラックスマンホール

<池上 亘(トロンボーン)>
埼玉県蕨市出身。幼少期から蕨少年合唱団に在籍し歌を唄った事が音楽の始まり。中学で吹奏楽部に入部した事がトロンボーンの始まり。中学2年時から、故 白石直之氏に師事。高校1年生の時に第1回管打楽器フェスティバルにて金賞および特別賞(最高位)受賞。1989年、東京藝術大学入学。入学と同時期に行われた東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団のオーディションに合格しプロのオーケストラ奏者となる。藝大在学中、故 永濱幸雄氏に師事。第8回日本管打楽器コンクール第3位入賞。第3回出光音楽賞奨励賞受賞。大学卒業後の1995年、東京交響楽団に首席奏者として移籍。2001年、NHK交響楽団に移籍し現在に至る。
なぎさブラスゾリステン、ザ・チェンバーブラス、バックボーン・ジャパン 各メンバー。
洗足学園音楽大学教授。昭和音楽大学非常勤講師。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年05月23日 00:00