Wolfgang Muthspiel(ウォルフガング・ムースピール)|人気ギター・トリオの新作『ダンス・オブ・ジ・エルダーズ』
2023年4月のコットンクラブ来日公演の2日間がソールドアウトとなったギター・トリオの『Angular Blues』(2020年)に続く2作目『ダンス・オブ・ジ・エルダーズ』が登場。
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本トリオでの活動が5年を超え、ムースピールのユニークな作曲はそのままに仲間の生き生きとした交流がさらにパワーアップ。ムースピールの作曲とアプローチは、フォークに大きく影響を受けているが、クラシック音楽からも同じようにインスピレーションを受け、ブライアンの浮遊するようなパーカッシブ・プレイとスコットの軽快なベースが、複雑なポリリズムと冒険的なハーモニーの風景となり、ギタリストのアコースティックとエレクトリック・プレイを流動的な相互作用で引き立てている快作。全7曲中オリジナル1曲、1曲はクルト・ヴァイル、1曲はジョニ・ミッチェル。
Wolfgang Muthspiel(ウォルフガング・ムースピール)
1965年、オーストリアのユーデンブルクに生まれ、クラシック・バイオリンを学んだ後、15歳でギターに目覚める。グラーツの音楽・舞台芸術アカデミーでクラシックとジャズギターの両方を学び、その後クラシック音楽の国内コンクールやドイツのメットマン国際ギターコンクールで優勝している。幼い頃から即興演奏に興味を持ち、1986年に渡米し、ニューイングランド音楽院で学ぶ。ボストンのバークリー音楽大学でゲイリー・バートンと出会い、彼のクインテットに招かれる。1995年から2002年までニューヨークを拠点に活動し、多彩なアーティストと共演。1995年から2002年までニューヨークを拠点に、Trilok Gurtu, Youssou N'Dour, Gary Peacock, Dave Liebman, Peter Erskine, Rebekka Bakkenなど、さまざまなアーティストと共演。2012年の『Travel Guide』で、ギタリストのラルフ・タウナー、スラヴァ・グリゴリヤンとのギター・トリオのメンバーとしてECM作品に初参加(「息をのむほど美しい...輝かしい6弦の首脳会議」-Downbeat誌)。2014年、ベーシストのラリー・グレナディアとドラマーのブライアン・ブレイドというアメリカのトップ・ジャズ・プレイヤーをフィーチャーした『Driftwood』でECMリーダー・デビューを果たし、これまで4枚のアルバムをリリース。前作は東京で録音された2020年リリースの『Angular Blues』。
収録曲
1. インヴォケーション
2. プレリュード・トゥ・バッハ
3. ダンス・トゥ・ジ・エルダーズ
4. 愛のうた
5. フォークソング
6. カントス・ブラードス
7. アメリア