村川千秋90歳記念!山形交響楽団とのシベリウス:交響曲第3番、カレリア組曲、“フィンランディア”(SACDハイブリッド)
高らかに鳴り響く魂のシベリウス!
巨匠・村川千秋と山形交響楽団による記念碑的アルバム。
山形交響楽団の創立者で今年90歳を迎える巨匠、村川千秋と同楽団の初CDが遂に登場です。当録音は、山形交響楽団の創立50周年記念となる第300回定期演奏会と、村川千秋の90歳を祝ったやまぎん県民ホールでの公演の記念碑的なライヴ・レコーディングです。50年前村川が種を蒔き山形県民によって愛され育った山形交響楽団。収録曲は村川千秋が最も大事にするレパートリーであるシベリウス。情熱の漲る村川のタクトによって、山形の自然を想起させる壮大で豊かなシベリウスの音楽が威風堂々奏でられます。温かみのある美しい弦楽器、色彩豊かなソロイスティックな木管楽器、力強く輝かしい金管、打楽器セクション。日本の地方オーケストラの雄へと成長した、現在の充実した山響のサウンドが堪能出来ます。村川千秋が自身を捧げ、心血を注ぎこんできた山響とシベリウス。次の未来へと繋ぐ決意漲る魂のハーモニーです。
<村川千秋(指揮)>
東京芸術大学音楽学部作曲科を卒業。作曲を池内友次郎氏に師事。1963年渡米、インディアナ大学大学院で指揮を専攻、理論科助手として勤める。マスター・オブ・ミュージックを授かる。さらにニューヨークにてレオポルド・ストコフスキーのもとで研鑽を積む。66年帰国。同年9月東京交響楽団を指揮してデビュー。以後東京交響楽団・札幌交響楽団・日本フィルハーモニー交響楽団・京都市交響楽団などを指揮する。68年東京音楽大学指揮科講師。72年山形交響楽団設立、音楽監督兼常任指揮者を務める。92年山形県教育功労者表彰。94年渡邉曉雄音楽基金特別賞受賞。95年齋藤茂吉文化賞受賞。2004年、「平成16年度地域文化功労者表彰」受賞。現在、山形交響楽団創立名誉指揮者。日本弦楽指導者協会会員。
<山形交響楽団>
1972年、東北初のプロ・オーケストラとして誕生。山形テルサ・酒田・鶴岡での定期演奏会、東京・大阪での「さくらんぼコンサート」、山形県下で毎年3万人以上の青少年に"感動"を届けるスクールコンサートなど、年間150回に及ぶ多彩な演奏活動を展開。2007年、飯森範親(2004年から常任指揮者・ミュージックアドヴァイザー)の音楽監督就任を機に、名実共に東北地方のみならず日本の音楽文化を代表するオーケストラとしての地位を確立している。2006年、オーケストラの自主レーベルとしては日本初となるCDレーベル『YSO live』を立ち上げ、2007年から2015年まで8年半にわたる壮大なプロジェクト、「アマデウスへの旅」(モーツァルト交響曲全曲演奏会)を開催、2008年には、アカデミー賞映画「おくりびと」に出演。2017年「モーツァルト交響曲全集」を発売、第55回レコード・アカデミー賞(特別部門 企画・制作)を受賞し全国的な話題となる。2020年6月より、常任指揮者阪哲朗とともに「ベートーヴェン交響曲全曲演奏会」をスタート。全集DVD制作とインターネット配信を通じて、山響の新たな魅力を発信している。2022年、創立50周年を迎えた。
ナクソス・ジャパン
【曲目】
1-3. シベリウス:交響曲 第3番 ハ長調 作品52
1 I. Allegro moderato
2 II. Andantino con moto, quasi allegretto
3 III. Moderato - Allegro (ma non tanto)
4-6. シベリウス:カレリア組曲 作品11
4 I. Intermezzo: Moderato
5 II. Ballade: Tempo di menuetto
6 III. Alla marcia: Moderato
7. シベリウス:交響詩「フィンランディア」 作品26
【演奏】
村川千秋(指揮)
山形交響楽団
【録音】
2022年4月16-17日 山形テルサホール、2023年1月15日 山形・やまぎん県民ホール 大ホールにてライヴ収録
カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)
掲載: 2023年08月09日 00:00