Empire State Bastard(エンパイア・ステイト・バスタード)|ビッフィ・クライロのメンバーによるエクストリーム・メタル・バンドのデビュー作『Rivers Of Heresy』
ロードランナー・レコーズから注目のオルタナ・メタル・プロジェクトが爆誕!
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スコットランドが生んだモンスター・ロック・アクト、ビッフィ・クライロのサイモン・ニールと、元オーシャンサイズのフロントマンであり、今はビッフィ・クライロのツアー・メンバーとして活躍するマイク・ヴェナントによって結成され、 スレイヤー、テスタメント、デッドクロスなど、数え切れないほどのプロジェクトで活躍するデイヴ・ロンバードとナオミ・マクロード(Bitch Falcon)を迎えて完成したバンドが今、漆黒の産声を上げる! 待望のデビュー・アルバム『RIVERS OF HERESY』完成!
ロードランナー・レコーズから注目のヘヴィな音楽プロジェクトが爆誕した。その名も"EMPIRE STATE BASTARD(エンパイア・ステート・バスタード)"!スコットランドが生んだモンスター・ロック・アクト、ビッフィ・クライロのサイモン・ニールと、元オーシャンサイズのフロントマンであり、今はビッフィ・クライロのツアー・メンバーとして活躍するマイク・ヴェナントによって結成された新たなプロジェクトである。10年前、ツアーバスの後部座席で如何に最も過激で、対立的で、捻くれた音楽を探しては分かち合っていた二人だが、サイモンはもし気持ち悪いほどヘヴィなバンドを結成するならEmpire State Bastardと名付けようと常に頭の隅に置いており、その名に相応しい楽曲を作るという挑戦をマイクに与えていた。そして2023年、その時蒔かれた種が大輪の仇花を咲かせる――。
今年3月にシングル「Harvest」を解き放った彼ら。シングルの発表に合わせて行われたヘッドラインは即座にソールド・アウト、バンドの次なる動きに注目を集まる中、遂にデビュー・アルバムの発売が決定した。その待望のアルバム『RIVERS OF HERESY』。、SiegeやMelvins、Mike PattonそしてもちろんあのSlayerから影響を受けているEMPIRE STATE BASTARDだが、理想のバンドを作るためには最高のバンド・メンバーを見つける必要があると考えていた二人は、Dave Lombardo (Slayer, Fantomas, Suicidal Tendencies)本人に声をかけ、バンド・メンバーとして加入。そしてベースとしてBitch FalconのNaomi Macleodがジョインすることによりバンドを完成させたのだった。
『RIVERS OF HERESY』には、SiegeとSlayerのフルスロットルのコラボレーションのような曲(「Stutter」、「Palm of Hands」)からマスロック風の混沌さとグラインドコアの獰猛さを行き来するような曲(「Blusher」、「Sold!」)、さらにスローなストーナー・ロックの脅威を放つ曲(「Sons and Daughters」)まで、マイクの作り出す作品には、オルト・メタルの音世界を縦横無尽に駆け巡るヘヴィなサウンドが轟いている。しかしその中にも、ジョン・ゾーンの「Naked City」の流れをくむようなヴォーカルとドラムスのみで構成された「Tired, Aye?」のような驚きをもたらす曲が含まれていたりするのだ。一方、病的なまでに人間嫌いの歌詞を歌うサイモンのボーカルは、マイク・パットンのFantomasでの活動のような悲鳴や喘ぎ声から、Morbid AngelやMayhemに通じる小声のデス声の咆哮、その他あらゆるグロテスクな発声まで、まさに折衷的である。
マイクが率直に「俺は可能な限り最も毒のある下品な音楽を作ろうと思った。音楽という形で憎悪をそのまま表現した」と語り、サイモンも「歌詞は、今まで書いた中で最も人間嫌いで虚無的なものだ」と付け加えているオルタナ・メタル・シーンの"惡の華"、EMPIRE STATE BASTARDのデビュー・アルバムが今、このダークで混沌な世界に向けて漆黒の産声を上げる――!
■収録曲
01. Harvest
02. Blusher
03. Moi?
04. Tired, Aye?
05. Sons and Daughters
06. Stutter
07. Palms of Hands
08. Dusty
09. Sold!
10. The Looming
タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM) アナログレコード
掲載: 2023年08月15日 18:36