シュシャーヌ・シラノシアン、パストゥシカ&{oh!} オルキェストラ/ドゥラノフスキ&ヤニェヴィチ:ヴァイオリン協奏曲集
自身もヴァイオリニストとして活躍したアウグスト・フレデリク・ドゥラノフスキとフェリクス・ヤニェヴィチ!バロック・ヴァイオリンの名手シュシャーヌ・シラノシアン!
18世紀ポーランド生まれの作曲家、アウグスト・フレデリク・ドゥラノフスキとフェリクス・ヤニェヴィチのヴァイオリン協奏曲に同時代の作曲家モーツァルトの初期の交響曲を組み合わせた本アルバム。アウグスト・フレデリク・ドゥラノフスキはポーランド人の母とフランス移民の父の間に生まれました。作曲家としてでなく、ヴァイオリニストとしても活躍した彼は、17歳でヴィオッティに認められるほどの才能の持ち主で、パガニーニにも影響を与えるほどの演奏家でした。
フェリクス・ヤニェヴィチは、当時のポーランド連邦リトアニアに生まれ、若い時からヴァイオリンの才能を認められポーランド王立礼拝堂でヴァイオリニストを務めていました。その後、ハイドンやモーツァルトに出会うため1785年からウィーンに滞在しその影響を受けることとなりました。その後パリで認められ活躍していましたが、イギリスに渡りその生涯を終えています。
2002年からチューリッヒ音楽大学でザハール・ブロンに師事したシュシャーヌ・シラノシアンは、ザンクト・ガレン交響楽団(スイス)のコンサートマスターに就任しその後ラインハルト・ゲーベルと出会うと、古楽器演奏に熱心に取り組み、レ・シエクルのツアーにソリストとして参加するなど、第一線で活躍しています。
(東京エムプラス)
【曲目】
アウグスト・フレデリク・ドゥラノフスキ(1770-1834):ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Op.8
フェリクス・ヤニェヴィチ(1762-1848):ヴァイオリン協奏曲第3番 イ長調
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):交響曲第14番 イ長調 K.114
【演奏】
シュシャーヌ・シラノシアン(ヴァイオリン)
マルティナ・パストゥシカ(指揮)
{oh!} オルキェストラ
【録音】
2022年6月2日-5日&2023年4月17日-20日(モーツァルト)、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2023年10月16日 00:00