ロト&ケルン・ゲルツェニヒ管/ブルックナー第3弾 交響曲第3番 WAB.103 (1873年第1稿/ノヴァーク版)
大好評シリーズ最新作!!
たしかな技術、痛快な気迫、まれにみる洗練
ロトいちおしの初稿版で聴くおもしろさ抜群・衝撃的なブル3!
大好評ロト&ギュルツェニヒ管のブルックナー全集シリーズ、第3弾。ブルックナーの交響曲中とくに頻繁に改訂され第3稿まである第3番を収録しています。心酔するワーグナーに捧げられ、同じく終生あこがれ続けたベートーヴェンの「第九」を思わせる楽想も入れ込んだ大作に対して、ロトが選んだ版は大胆な実験精神と喜びにあふれた1873年初稿。ブルックナーのやりたいことが原形のまま詰まったスコアであり、一番長い演奏時間を要し、またロト自身が高く評価している稿でもあります。
細部までこだわり、洗練された音を真新しく響かせていく充実の演奏。巨大な音楽でありながらも推進力に富み、まったく退屈せずに全曲を聴きとおせます。颯爽としたスピード感を崩さずに重々しく分厚い音塊を巧みに積み上げていくフィナーレは息もつかせぬ衝撃的おもしろさ。アダージョ冒頭を始め、ふとした箇所であらわれる素朴な歌いまわしも実に美しくさわやかで絶品。終始、今まさに音楽が生まれんとする瑞々しさと輝き、感動に満ちあふれています。
(キングインターナショナル)
MYR 033
(CD)
DXD(352.8kHz/24Bit)録音
61:45
KKC 6772
(CD)
輸入盤・日本語帯・解説付
【曲目】
ブルックナー:交響曲第3番 ニ短調 WAB103(1873年第1稿/ノヴァーク版)
I. 22:59 / II. 16:20 / III. 6:07 / IV. 16:15
【演奏】
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
【録音】
2022年9月/ケルン・フィルハーモニー(ライヴ)
カテゴリ : ニューリリース | タグ : ANTON BRUCKNER
掲載: 2023年10月23日 18:00