カミーユ・トマ『Azunavouriana』~生誕100周年を迎えるシャンソン界のレジェンド、シャルル・アズナヴールへ、チェロで捧げるトリビュート
生誕100周年を迎えるシャンソン界のレジェンドへ、チェロで捧げるトリビュート
フランスのシャンソン界のレジェンド、シンガー・ソングライター&俳優のシャルル・アズナヴールが5月22日に生誕100周年を迎えるのを記念し、パリのチェリスト、カミーユ・トマが彼に捧げる初のクロスオーヴァー・アルバム『Azunavouriana』をリリースします。
フレンチ・ポップに永遠の足跡を残す偉大な詩人、アズナヴールの作品への愛の表明です。多作なアーティストであったアズナヴールはフランス語で51枚、外国語で42枚のアルバムを制作し、世界中のステージで歌いました。
カミーユ・トマはパリ生まれ。4歳の時からチェロを始め、たちまち才能を発揮して、名教師マルセル・バルドンに本格的な指導を受けた後、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学、ヴァイマルのフランツ・リスト音楽大学で学びました。2014年にヨーロッパ放送連合主催のコンクールで優勝、フランスのヴィクトワール・ド・ラ・ミュジーク・クラシックの最優秀新人賞を獲得しました。カリスマ性あふれる演奏で人々に生きることへの情熱とクラシック音楽の素晴らしさと感動を届けています。
共演しているのはアルメニア出身の若手指揮者セルゲイ・スムバチャンとアルメニア国立交響楽団です。
アルバムの収益の一部はアズナヴール財団を通してナゴルノ・カラバフの難民に寄付されます。
(ユニバーサルミュージック)
【曲目】
シャルル・アズナヴール:
1) 帰り来ぬ青春(Hier encore)
2) ラ・ボエーム(La bohème)
3) 世界の果てに(Emmenez-moi)
4) 忘れじのおもかげ(She)
5) 青春という宝(Sa jeunesse)
6) アヴェ・マリア(Ave Maria)
7) 彼らが言うように(Comme ils disent)
8) エスペランサ(Esperanza)
9) ラ・マンマ(お母さん)(La mamma)
10) 去りし人々(Ils sont tombés)
11) 永遠の愛(Une vie d’amour)
12) 恋は一日のように(L’amour c’est comme un jour)
13) 昔かたぎの恋(Les plaisirs démedés)
14) 愛のために死す(Mourir d’aimer)
15) コメディアン(Les comédiens)
(マチュー・ヘルツォーク[1-3, 7, 9, 15]、Martin Ulikhanyan[4, 6, 8, 10-14]、Antoine Rychlik[5]によるチェロと管弦楽編)
【演奏】
カミーユ・トマ(チェロ)
カーラ・ブルーニ(ヴォーカル)(5)
カモ・セイラニャン(ドゥドゥク)(10)
セルゲイ・スムバチャン(指揮)
アルメニア国立交響楽団
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2024年04月05日 00:00