Roy Hargrove's Crisol(ロイハーグローブズクリソル)『グランド・テール』1998年のグラミー賞初受賞直後にレコーディングされていた幻のスタジオ・アルバムがリリース
デビュー・アルバム『Habana』でグラミー賞最優秀ラテン・ジャズ・パフォーマンス賞を受賞したばかりの1998年初頭にレコーディングが行われていた未発表アルバムが〈Verve〉よりリリース!
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■作品詳細
1998年初頭、デビュー・アルバム『ハバナ』でグラミー賞「最優秀ラテン・ジャズ・パフォーマンス賞」を受賞したばかりのロイ・ハーグローヴは再びスタジオに向かい、今作『グランド・テール』をレコーディング。この作品は熱い演奏、卓越した作曲センス、そしてバンドの力強くて独特なサウンドを披露したが、今まで世に出ることはなく未発表だった。だが、この度ロイの55回目の誕生日の2日後である10月18日にヴァーヴ・レコーズより全世界リリースされることとなった。先行シングルとして「プライオリティーズ」が配信リリースされている。
ロイ・ハーグローヴは作曲、そしてトランペットとフリューゲルホルンの才能で広く称賛された。ニューヨーク・タイムズ紙は彼を「同世代で最も影響力のあるトランペット奏者」と評した。今作『グランド・テール』は「クリソル(スペイン語で坩堝という意味)」と呼ばれる長年のコラボレーターたちとともにロイの才能を簡潔に表現している。 キューバ、アメリカ、グアダルーペのミュージシャンからなるこのオールスター・グループは、ロイ・ハーグローヴのジャズへの比類なきアプローチと、今作に登場する様々なジャンルの音楽の基礎となった。
ジャズ、アフロ・キューバン・リズム、ソウル、バップ、ファンクを独自にブレンドしたこの音楽性は、後のジャズ、ヒップホップ、ネオ・ソウルのミュージシャンの世代に影響を与えた。カマシ・ワシントン、ロバート・グラスパー、ディアンジェロ、エリカ・バドゥ、クエストラブ等、今をときめくアーティストたちも、ロイ・ハーグローヴの音楽と彼がスタジオで作り上げたものに影響を受けてきたのだ。
■収録曲
01. ルンバ・ロイ 02. オードリー 03. レイク・ダンス 04. カマラのダンス 05. ビー・アンド・ビー 06. アナザー・タイム 07. ララバイ・フロム・アトランティス 08. アフリーカ 09. エチオピア 10. プライオリティーズ
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