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ロヴロ・フォン・マタチッチ&NHK交響楽団『ワーグナー: 管弦楽曲集(2025年マスタリング)』SACDハイブリッド タワレコ限定 2025年3月19日発売

マタチッチ

タワーレコード・オリジナル企画盤 日本コロムビア x TOWER RECORDS
タワーレコード SACD化プロジェクト最新作 The Valued Collection Platinum
「DENON原盤 ハイブリッドSACDシリーズ」
第4弾 アナログ録音名盤 1タイトル 限定盤
<マタチッチ没後40年企画>数々の名演を遺したマタチッチ/N響による極め付きのレパートリーがSACDで鮮やかに蘇る!
・ワーグナー:管弦楽曲集
ロヴロ・フォン・マタチッチ&NHK交響楽団
(1968年9月14、15日 新宿厚生年金会館)

オリジナル・アナログ・マスターテープからのリマスタリングによる世界初SACD化!


2025年最新復刻 世界初SACD化
税込 2,970円 SACDハイブリッド盤
2025年3月19日(水) 発売予定
マスタリング・エンジニア:毛利 篤 氏(日本コロムビア)
LP初出時のオリジナル・ジャケット・デザイン使用、平林 直哉氏による新規解説付

企画・販売:TOWER RECORDS
発売:日本コロムビア株式会社

日本コロムビアが所有する貴重なアナログ・マスターテープを使用したSACDハイブリッド化の最新復刻企画は、2024年7月発売の「ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団」の貴重な来日公演時の復刻(TWSA1174/5)からスタートしました。今回、最新第4弾は、2025年に没後40年となるマタチッチのワーグナー音源1タイトルを最新で復刻します。この録音は1968年来日時にNHK交響楽団と収録した日本コロムビ原盤で、両者の唯一のセッション録音です。ライヴ音源は多くありますが、セッションを組んでの両者の録音は実はこれが唯一となります。マタチッチらしい骨太でスケール感の大きいワーグナー像が描かれており、NHK交響楽団との相性の良さも伺えます。日本コロムビアのアナログ録音は今聴いても素晴らしいクオリティであり、厳重に保管されていたアナログ・マスターテープも良い状態でした。当時新宿厚生年金会館で収録されたオーケストラの響きを存分に確認ください。
また、今回初出時のオリジナルのジャケット・デザインを採用し、新規解説を掲載しました。当時のジャケット周りのデザインも含め、高音質とパッケージの良さもお楽しみください。

*下記商品の仕様、発売日等は予告なく変更する場合がございます。

マタチッチ

ワーグナー:管弦楽曲集 (2025年マスタリング) (SACDハイブリッド)
ロヴロ・フォン・マタチッチ、NHK交響楽団

[TWSA1182 (1SACDハイブリッド) 2,970円(税込)] 

【収録曲】リヒャルト・ワーグナー:管弦楽曲集
1. 楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》第1幕への前奏曲
2. 歌劇《ローエングリン》第1幕への前奏曲
3. 歌劇《ローエングリン》第3幕への前奏曲
4. 歌劇《さまよえるオランダ人》序曲
5. 歌劇《タンホイザー》序曲
6. ジークフリート牧歌
【演奏】
NHK交響楽団
ロヴロ・フォン・マタチッチ (指揮)
【録音】
1968年9月14~15日 新宿厚生年金会館
【Original Recording】
制作担当:結城 亨/橋本珠子、 録音担当:林 正夫
【原盤】
日本コロムビア

<マタチッチ没後40年企画>

数々の名演を遺したマタチッチ/N響による極め付きのレパートリー。1968年9月収録の、両者の唯一のセッション録音が、今SACDで鮮やかに蘇る!日本コロムビア所蔵のオリジナル・アナログ・マスターテープからのリマスタリングによる世界初SACD化!新規解説付
今なお数多くの名演が語り継がれている巨匠マタチッチとNHK交響楽団。この名コンビが1968年に録音した巨匠極め付きのレパートリー。ワーグナー音楽の真髄を描き尽くした演奏です。日本コロムビア所有のオリジナル・アナログ・マスターテープからリマスタリングを行い初SACD化。音場・音質が鮮やかに向上しています。CD層も今回のリマスタリング音源を使用しています。
とりわけ日本でも人気が高かったマタチッチ(1899/2/14-1985/1/4)が4度目の来日時にNHM交響楽団と唯一のセッション録音を行った日本コロムビア原盤の珠玉のワーグナーを、今回没後40年を機にアナログ・マスターテープに遡り、最新でマスタリングを行いました。両者のライヴ音源はいくつも発売されていますが、セッションを組んで収録されたのはこのアルバムが唯一です。マタチッチは1965年にNHK放送開始40周年記念事業としてスラヴ歌劇団に同行しての初来日時にNHK交響楽団を振って以降、亡くなる前年の1984年3月まで9回来日し、その度に日本の聴衆に多くの感銘を与えてきました。当初よりNHK交響楽団とは結び付きが強く、2度目の来日時に「名誉指揮者」の称号が贈られています(1967年)。
このアルバムは4度目の来日となった1968年9月に行われていますが、実はこの直前の8/20にプラハの春事件が勃発しました。チェコ・フィルとの関係が深いマタチッチはこの事件に抗議する形で当初のプログラムを変更し、9/12には東京文化会館でNHK交響楽団と「わが祖国」全曲を指揮しています(この時の演奏は後にALTUSレーベルで発売)。その3日後から行われたこの「ワーグナー・アルバム」は、曲は異なるとは言え当時の何らかの状況を反映しているかも知れません(この時ワーグナーは演奏会では指揮していないため、元々のプログラムにワーグナーが含まれていたか、もしくは第2回目の来日時のワーグナー演奏を受けてセッションが組まれた可能性あり。尚、マタチッチは1959年にバイロイト音楽祭で「ローエングリン」を指揮)。
ここで聴くマタチッチとの演奏は、当時のNHK交響楽団が有していたドイツ音楽を主流に置く演奏スタイルを反映しており、マタチッチらしい骨太でスケール感の大きい指揮との相乗効果により、曲毎の変化にも感応しつつ、美しい響きを奏でています。特に今回の高音質化により、マタチッチが初共演時にN響の響きを大きく評価したことが伺える響きがより蘇りました。当時の技術的な面を差し引いてもこの響きは日本のオーケストラを再評価する重要な音源のひとつと言えるでしょう。「マイスタージンガー」や「ローエングリン第3幕への前奏曲」での力強さと推進力、「ローエングリン第1幕への前奏曲」での弦楽器の美しさ、「オランダ人」や「タンホイザー」でのうねりの巧みさと抒情性は感銘を受けます。そして最後の「ジークフリート牧歌」が絶品で、編成を減らした上での響きの繊細さとこの上ない美しさは、このアルバムだけに限らず、両者の最上の音源のひとつと言って良い出来です。尚、現在は無い新宿厚生年金会館のセッション録音は残響が少なく音像も遠目ではありますが、かえって各楽器の音色や当時実際鳴っていた音が良くわかります。そこには、マタチッチの音楽性や方向性がよりはっきりと認識できる演奏がマスターに残されていました。今回の復刻では極力原音を損なわずに、最新の技術とエンジニアの経験を持ってマスタリングを行っています。
今回の復刻は日本コロムビアが厳重に保管していたオリジナルのアナログ・マスターテープより新規でハイレゾ化を行ったマスターを使用していますので、従来のCD以上の音質向上となりました。各楽器の鮮明な音色や間接音、倍音の豊かさをより感じ取れます。また、解説書は新規の解説を収録しました。さらに解説書の裏にはLPの裏面の写真もカラーで掲載しています。

※ 世界初SACD化。ステレオ録音。限定盤
※ 日本コロムビア所有のオリジナル・アナログ・マスターテープより2025年にリマスタリングを行いSACD化
※ マスタリング・エンジニア:毛利篤氏(日本コロムビア)
※ オリジナル・ジャケット・デザイン採用(LP裏の写真も解説書裏にカラーで掲載)
※ 解説:平林 直哉氏(新規解説)。解説書合計6ページ
※ ジュエルケース仕様。盤印刷面:緑色仕様
※ 一部お聴き苦しい箇所がございますが、オリジナル・テープに起因します(元々のマスターに入っている欠落やノイズもそのまま収録)。ご了承ください。

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)

掲載: 2025年02月21日 12:00

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