注目アイテム詳細

2025年でラジオは100周年!深夜ラジオの定番として半世紀以上も愛される続ける「オールナイトニッポン」の分類をチェック

2025年は「昭和100年」の年であるが、実はラジオ放送が始まってからも100年という節目の年。1925年に、東京の芝浦にあった東京高等工藝学校の図書室を仮放送所として始まり、第一声は「JOAK、JOAK、こちらは東京放送局であります。」というものだった。

ラジオが始まって以来さまざまな長寿番組がある中で、1967年から愛され続けているのが「オールナイトニッポン」。深夜ラジオの定番として、こちらも2022年に記念すべき放送55周年を迎えた。

●ラジオと共に進化を続けるオールナイトニッポン
実は最近のオールナイトニッポンは、「オールナイトニッポンGOLD」「オールナイトニッポンX(クロス)」のように、ブランド分けがされている。

メインは無印の「オールナイトニッポン」で、かつて「1部」と呼ばれていた枠で放送中。現在だとオードリーや星野源、ナインティナインなどがパーソナリティを務め、テレビやライブでは見せない“ぶっちゃけトーク”が魅力だ。

かつての「2部」の枠では「オールナイトニッポン0(ZERO)」が放送されており、現在はあのちゃんや三四郎、マヂカルラブリーなど個性光るメンバーが目立つ。

さらに「オールナイトニッポンGOLD」では、かつてオールナイトニッポンでパーソナリティを務めていた人物が中心になり番組を盛り上げている。堺正章やLUNASEA、竹内まりやなど豪華なメンツが毎回登場し、長年オールナイトニッポンを愛しているリスナーは、懐かしく胸が熱くなることだろう。他にも「オールナイトニッポンMUSIC10」「オールナイトニッポンPODCAST」など様々な分野があり、多くの出演者が登場し超人気シリーズになっている。

そんなオールナイトニッポンの歴史を築いた統括プロデューサーである冨山雄一が、オールナイトニッポンのこれまでを語った本が「今、ラジオ全盛期。静かな熱狂を生むコンテンツ戦略」だ。インターネットの台頭により、一度は衰退したラジオ。なぜそんな苦境な時代にもオールナイトニッポンは生き残れたのか。ラジオの衰退から転機、そして復活から全盛にいたるまで、ラジオと共に歩んだオールナイトニッポンをより深く知れる一冊だ。

また「MONO MAGAZINE」でもラジオの100周年記念を祝う大特集が組まれ、その歴史や名機、新旧の人気番組グラフィティなど様々な視点からラジオを振り返っている。ラジオの歴史は、オールナイトニッポンなしでは語れない。この記念すべき年に、改めてオールナイトニッポンを振り返ってみてはいかがだろうか?


towerbooks

タグ : レビュー・コラム

掲載: 2025年03月04日 12:40

ページの先頭へ

TOWER RECORDS ONLINEに掲載されているすべてのコンテンツ(記事、画像、音声データ等)はタワーレコード株式会社の承諾なしに無断転載することはできません。
情報の一部はRovi Corporation.、japan music data、(株)シーディージャーナルより提供されています。
タワーレコード株式会社 東京都公安委員会 古物商許可 第302191605310号

JASRAC許諾マーク
JASRAC許諾第S2206283818号

© 2025 Tower Records Japan Inc.
S
S
S
S