〈タワレコマケプレ〉山下達郎ファンも必見！この夏聴きたいAORアナログ盤特集

カナダのシンガーソングライター、クレイグ・ランクが1983年に日本限定で発表したAORの名盤。全体を貫くメロウなサウンドと、時折聴かせる切ないメロディが魅力。爽やかなジャケットの印象も相まった、夏の夕暮れとともに聴きたくなるような一枚。入手困難なため高額で取引される、ファン垂涎の作品。

『Hard Candy』で知られるネッド・ドヒニーが1988年に発表した4thアルバム。ハイライトはなんといっても、チャカ・カーン等の歌唱で名高い「Whatcha Gonna Do For Me?」の極上セルフカバー。その他にも「Love’s A Heartache」や「Heartbreak In The Making」といった彼らしいソウルフルな名曲が満載。豪華ミュージシャンが脇を固めるAORの傑作。

スティーリー・ダンのドナルド・フェイゲンによる1982年リリースのソロデビュー作。スティーリー・ダン後期のスムーズなポップ路線を継承しつつ、50年代のジャズやR&Bの要素を取り入れた、より豊潤で煌びやかなサウンドを展開。ラリー・カールトンのギターも光る、ロマンティックで知的な大人の夜を演出するAORの金字塔。

AORの祖ニック・デカロが1990年に発表した、山下達郎作品のカバー集。選曲には山下本人も参加。デヴィッド・T.ウォーカーら豪華布陣による極上のサウンドで聴かせる、日米の才人による奇跡のコラボレーションが実現。ニック・デカロの優しく繊細な歌声と英語詞によって、山下達郎の名曲群が全く新しい表情で生まれ変わった一枚。

リチャード・ペイジ率いるAORグループ、PAGESの1978年デビュー作。ロック、ソウル、ジャズを絶妙なバランスでブレンドした、彼らの作品群で最もメロウかつ瑞々しいサウンドが印象的。マイケル・ブレッカー、デイヴ・グルーシンなど豪華ゲストも参加。洗練を極めたAORの隠れた名盤。

ブルー・アイド・ソウルの名手、エリック・タッグが1977年に放った傑作2ndアルバム。彼のセンス抜群なソングライティングが生み出すこれぞシティ・ソウルといった楽曲が多数収録されている。AORファンをも虜にする洗練された内容と爽やかなジャケットも魅力的な、70年代を代表するエヴァーグリーンな一枚。

2023年の訃報も記憶に新しい「ミスターAOR」、ボビー・コールドウェルの1980年作。大ヒットしたデビュー作から一転、本作ではほとんどの楽器演奏から作編曲までを自身でこなし、その多才ぶりを発揮。メロウでソウルフルな歌声はそのままに、よりジャジーで洗練された都会的なサウンドを確立した、AOR史に輝く不朽の名盤。

1983年の傑作で知られる西海岸のグループ、ポジティヴ・フォースの秘蔵音源集。前作と同じ演奏陣に新たな女性ヴォーカルが絡み、より洗練度を増したアーバン・メロウなサウンドを展開。ソウルとAOR、両ファンの心を鷲掴みにする極上の逸品。

アヴェレイジ・ホワイト・バンドの傑作『SHINE』が、40年の時を経て未発表曲と共に再登場。AOR色を強めた1980年当時のサウンドに、同時期に録音された楽曲を追加収録したデラックス盤。