〈タワレコマケプレ〉藤井風が愛した名曲たち 〜カバー曲収録アナログレコード特集〜

1970年にリリースされたアメリカの兄妹ポップ・デュオ、カーペンターズの2ndアルバム。妹カレンの温かく非の打ちどころのない歌声と、兄リチャードの洗練されたアレンジが完璧に調和した70年代ポップスを代表する不朽の作品。全米1位を獲得しグラミー賞にも輝いた表題曲は、藤井風のカバーアルバム『HELP EVER HURT COVER』の1曲目でも歌われている。

1958年にオハイオ州で結成されたソウル・トリオ、オージェイズのベスト盤。彼らは1970年代に一世を風靡した、華麗なストリングスが印象的な「フィリーソウル」と呼ばれるジャンルの代表格であり、本作には、その黄金期を象徴する代表曲「Back Stabbers」や「I Love Music」といったヒット曲が多数収録されている。

藤井風も敬愛するキング・オブ・ポップが放つ20世紀最高のポップアルバム。もはやジャンルの枠を超越したサウンドは圧巻で、「Billie Jean」「Thriller」をはじめ収録された全9曲が主役級という奇跡の大名盤。プロデューサーのクインシー・ジョーンズと共に、音楽で世界に革命を起こした、ポップス史に輝く不滅の金字塔。

ティーンアイドルのイメージを打ち破り、成熟したアーティストへの成長を示した3rdアルバム。ファレル・ウィリアムス率いるザ・ネプチューンズという当時最先端のプロデューサーを起用し、R&B/ファンク色を大胆に導入。「I'm a Slave 4 U」などヒット曲を多数収録し、キャリアの大きな転換点となった意欲作。

ソウルフルな歌声で世界を魅了し、27歳で急逝した天才女性シンガーソングライター、エイミー・ワインハウス。彼女のドキュメンタリー映画のサウンドトラックである本作は、その歌声の神髄を伝える貴重なライヴ音源や別ヴァージョン、そして映画音楽作曲家アントニオ・ピントによるスコアを収録。代表曲をはじめ、彼女の魂の歌声を余すところなく堪能できる一枚。

2010年代のポップシーンそのものを定義した、ケイティ・ペリーの3rdアルバム。「ティーンエイジャーの夢」をコンセプトに、前作までのポップな世界観を昇華させつつ、スターゲイトら豪華制作陣と共に新たな領域へ挑戦。その結果、1枚のアルバムから5曲の全米1位を叩き出す歴史的快挙を成し遂げ、彼女を世界的スターへと押し上げた記念碑的な作品。

ティーンアイドルの殻を破り「大人の女性」へと変貌を遂げたアリアナ・グランデの3rdアルバム。力強いR&Bサウンドが印象的な表題曲から、藤井風もカバーしたハウス調の「Be Alright」まで、様々なジャンルを横断。マックス・マーティンらトッププロデューサー陣と共に、驚異的なボーカルスキルを最大限に引き出し、アーティストとしてのアイデンティティを確固たるものにした作品。

ゴスペル由来のパワフルな歌声とラップを武器に、「セルフラブ」を高らかに歌い上げるリゾのメジャーデビューEP。藤井風もカバーしたアンセム「Good as Hell」をはじめ、ありのままの自分を肯定してくれる究極の応援歌が満載。彼女の哲学の原点を示す名刺代わりの一枚。

2022年からスタートした"+-=÷×(マスマティックス)Tour"の開催を記念したベスト盤。ツアーで披露された代表曲や人気曲を、ライブバージョンではなくスタジオ音源で収録。「Shape of You」「Photograph」「Bad Habits」など、キャリアを網羅したヒット曲が満載の、まさに最強の一枚。