〈タワレコマケプレ〉 日本のメロコアシーンを未来へ繋ぐバンド。Hi-STANDARDが拓いてきた道

1994年リリースの1stミニアルバム。日本のメロコアシーンを象徴するバンドの原点。若さゆえの荒々しく攻撃的なサウンドの中に、後の代名詞となるキャッチーなメロディの片鱗も光る、彼らのルーツと初期衝動が凝縮された、パンキッシュな一枚。

前作『GROWING UP』で国内外に名を轟かせた彼らが、さらなる進化を見せつけた2ndフルアルバム。持ち味である疾走感あふれるパンクサウンドはそのままに、よりポップさを増したメロディアスな楽曲を強固なバンドアンサンブルで奏でた本作は、インディーズでは異例のヒットを記録。バンドをシーンの中心へと押し上げたキャリア屈指の重要作。

キャリアを象徴する3rdフルアルバム。バンドの軸であるメロディック・ハードコアにカントリーやブルースなど多彩な音楽を取り入れ、「STAY GOLD」をはじめとした、ファンのみならず多くの人々の心を掴む名曲を収録。インディーズながら国内外で100万枚以上を売り上げ、音楽業界の常識を覆した、日本のインディーズシーンに輝きを放つ名盤。

活動休止を経て16年ぶりに突如リリースされた3rdシングル。時を経ても色褪せない普遍のハイスタサウンドが、世代を問わず多くのファンに衝撃と喜びをもたらした。「俺たちはまだここにいる」という強い意志が込められた、バンドにとってもファンにとっても特別な意味を持つ作品。

前年のゲリラリリースで日本中を驚かせた彼らが、満を持して放った18年ぶりのフルアルバム。長いキャリアに裏打ちされた円熟味溢れる演奏と、往年のスピード感やキャッチーなメロディセンスが両立したサウンドは、Hi-STANDARDを知らない若い世代にも届く、まさに「贈り物」と呼ぶにふさわしい一枚。

疾走感あふれるサウンドと、英語詞でありながらも日本的な哀愁を帯びたメロディで多くのキッズの心を掴み、海外での評価を得るきっかけとなった記念すべき1stフルアルバム。本作は、プロデューサーを務めたNOFXのファット・マイクが主宰するレーベル「Fat Wreck Chords」からリリースされた海外盤。

2000年の活動休止を前に発表された4曲入りシングル。『キテレツ大百科』のエンディング・テーマ「My First Kiss」やエルヴィス・プレスリーの｢CAN'T HELP FALLING IN LOVE｣などのカバー曲を収録した、短い収録時間ながらもファンからの人気が非常に高い作品。

2023年に急逝したドラマー恒岡章の遺作となったシングル。生前最後の録音には、衰えを微塵も感じさせないパワフルなプレイが刻まれている。唯一無二の存在であった彼が、最後に残してくれたかけがえのない楽曲。

Hi-STANDARDが主催する伝説のイベント「AIR JAM 」。本作はその中でも、2000年に千葉マリンスタジアムで開催され、バンド活動休止前最後のライブとなった「AIR JAM 2000」での、彼らのパフォーマンスを余すところなく収録。観客の熱狂が一体となった圧巻のステージ、そして90年代から日本のメロコアシーンを席巻したバンドの、まさに頂点を記録したライブDVD。

11年ぶりの復活を果たしたHi-STANDARDが、東日本大震災からの復興を願い開催した「TOHOKU AIR JAM 2012」。メンバーが東北への想いを音に託し、バンドとファン、被災地が一つの固い「絆」で結ばれた奇跡の瞬間を記録した、感動の映像作品。

1991年の結成から再始動までの全歴史を追いながら、これまで語られなかった休止の真相やメンバー間の確執を彼ら自身によって解き明かす、バンド史上初の長編ドキュメンタリー映画。DISC2には、バンドの日常を捉えた人気映像シリーズ『ATTACK FROM THE FAR EAST』実に23年ぶりとなった続編も付属。