〈タワレコマケプレ〉いつの時代も、その歌声に恋をする。松任谷由実特集

1973年リリースの2ndシングル。前作「返事はいらない」がプロモーション用に少量プレスされたのみだったため、本作が本格的デビューシングルとなった。B面には、彼女の代表曲の一つ「ひこうき雲」を収録。

映画『魔女の宅急便』の挿入歌としてもおなじみの、1974年にリリースされた3rdシングル。同年にリリースされたアルバム『MISSLIM』に収録されたバージョンとは編曲が異なり、ピアノを基調とした、よりゆったりとしたサウンドが特徴となっている。

ファーストアルバム『ひこうき雲』の発売40周年として、また表題曲が映画『風立ちぬ』の主題歌に起用されたことを記念してリリースされた特別企画盤。デジタルリマスタリング音源に加え、特典DVDには「ひこうき雲」のミュージッククリップと、アレンジを一新しストリングスと松任谷由実のボーカルが加わった「荒井由実×松任谷由実 ひこうき雲 (RE-MIX)」を収録。

イントロのベースラインが印象的な「生まれた街で」や、タイトなグルーヴを聴かせるファンクナンバー「あなただけのもの」などを収録した1974年リリースの2ndアルバム。前作に引き続き、演奏はキャラメル・ママ（細野晴臣、林立夫、鈴木茂、松任谷正隆）をメインに、新たにコーラスとして山下達郎や吉田美奈子などが参加している。

荒井由実時代に発表された楽曲を収録したベスト・アルバム。「12月の雨」や「ルージュの伝言」、「卒業写真」といった往年の名曲から、荒井由実名義としての最後のシングル「翳りゆく部屋」まで全30曲を収録。

1996年に中野サンプラザで行われた、荒井由実名義でのライヴを収録。バックバンドには林立夫、鈴木茂、松任谷正隆、斎藤ノブら当時のレコーディングメンバーが集結。「あの日にかえりたい」や「中央フリーウェイ」など荒井由実時代の楽曲を中心に、ゲストとして高中正義らが参加したサディスティック・ミカ・バンド「タイムマシンにおねがい」のカバーも収録。

松任谷由実名義で初のリリースとなった、通算8枚目のシングル。アコースティックな音色が印象的な、爽やかでありながらも哀愁を帯びたサウンドが特徴。また、B面の「消灯飛行」も、長年アルバム未収録だったこともあり、ファンの間では隠れ名曲となっている。

1982年リリースの13thアルバム。都会のOLをイメージして制作され、アルバムタイトルを冠した「真珠のピアス」を筆頭に、洗練されたAOR調の楽曲が並ぶ。シティポップの文脈からも高く評価されている一枚。

1985年にリリースした通算17作目の本作は、前述した『PEARL PIERCE』同様、都会で生きる女性を力強く描いた内容となっている。資生堂のCMソングとしても話題となった「メトロポリスの片隅で」や、遠距離恋愛を題材にした人気曲「シンデレラ・エクスプレス」などを収録。

デビューアルバム『ひこうき雲』のリリースからちょうど40年の記念日に発売された通算37枚目のアルバム。自身のルーツであるブリティッシュ・ロックやフレンチ・ポップの要素を、ユーミン流のポジティブで生命力に溢れたポップスへと昇華させた作品。

2020年のコロナ禍にリリースされた通算39作目。100年前のスペイン風邪などから着想を得たという楽曲「1920」から始まる、時代性を色濃く反映したコンセプチュアルな作品。内省的なサウンドながらも、聴く者の心にそっと寄り添ってくれるような温かさを感じる一枚。

荒井由実時代を含む楽曲の中から、秋冬を連想させるナンバーを集めた2枚組ベストアルバム。「旅立つ秋」や「リフレインが叫んでる」、「ノーサイド」など様々な角度から季節の情景を描く楽曲が収録されている。

デビュー50周年を記念したオールタイム・ベストアルバム。民放ラジオ企画「ユーミンリクエストWEEK」に寄せられたリクエスト曲とエピソードを元に、まさにファンのためと言える全51曲を厳選。付属のBlu-rayには、AIで再現した荒井由実と松任谷由実の“初対談”「荒井由実×松任谷由実 ダイアローグ」に加え、本作リリース時の新曲「Call me back」のミュージックビデオも収録。

45年間のステージでの名場面をヒントに演出・選曲を全く新しいものに作り替えて臨んだツアー「松任谷由実TIME MACHINE TOUR Traveling through 45years」より、横浜アリーナでの公演を完全収録。初公開のダブルアンコール、横浜公演限定のトリプルアンコールなどを収めた特典映像も必見。