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高関健&東京シティ・フィル『ブルックナー: 交響曲第8番〔第1稿・新全集版ホークショー校訂〕』~東京シティ・フィル、ブレーン、タワレコ共同企画

高関健

東京シティ・フィル、ブレーン、タワーレコード/共同企画
BRAIN x TOWER RECORDS
東京シティ・フィルとの企画 第5弾 高関健&東京シティ・フィル

国内盤CD


ブルックナー:交響曲第8番 [第1稿・新全集版ホークショー校訂〕
2024.9.6 第372回定期演奏会のライヴ録音(東京オペラシティ)
ブルックナー企画第4作!名曲のさらなる深化を体験!
前作”第4番”に続く、両者による真摯なブルックナー像の最新作

~本ディスクは、2024年9月6日に行われた東京シティ・フィル第372回定期演奏会のライヴ録音である。2015年から常任指揮者を務める高関は、東京シティ・フィルのクオリティを着実かつ如実に向上させてきた。本公演では、2020年8月の第8番(第2稿)と異なる「第1稿・新全集版ホークショー校訂」を使用。信頼する指揮者から拒まれて一旦消えた第1稿は、当初の意思を反映した音楽として再評価がなされており、本演奏は最新校訂版でそれを体験する貴重な機会となった。さらに本演奏は、高関とのコンビ10年の成果、また前回の第8番第2稿から4年の深化に、東京シティ・フィルにブルックナー演奏の流儀を浸透させ、2023年4月生涯最後に2曲の交響曲で魅了した亡き桂冠名誉指揮者・飯守泰次郎の魂も加わった、記念碑的なパフォーマンスである。―柴田克彦(音楽評論家)ライナーノーツより
通常CD盤2枚組 3,520円(税込)
2025年11月26日(水)リリース予定 解説:柴田克彦氏

共同企画:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、ブレーン・ミュージック、タワーレコード 制作・発売:ブレーン 販売:タワーレコード

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、ブレーン株式会社、タワーレコードの共同企画の第5弾としまして、2024年9月に行われた東京シティ・フィルの定期演奏会のライヴ録音であるブルックナー:交響曲第8番を最新で発売します。第8番を取り上げるのは第1弾に続いて2回目となりますが、前作の第2稿に対し、演奏機会が稀な第1稿の最新校訂である「新全集版ホークショー校訂」が演奏会で取り上げられ、今回のリリースに至りました。最新の研究を基に版の選択を行っている高関氏ならではと言えるでしょう。昨今、第1稿の再評価が進んでいますので、録音自体も稀少な第1稿は愛好家中心に話題になることを期待します。
今作はブルックナーの録音企画としては第4作にあたります。常任指揮者である高関健氏との演奏で、前回も多くの反響を得た第4番と同様に、両者による真摯なブルックナー像を優秀録音でお届けします。今回の演奏も両者の思い入れの深さと、綿密な準備により築き上げられた渾身の作品です。ブルックナー・ファンならずとも、全国の幅広い音楽ファンに聴いていただき、日本のオーケストラ界に一石を投じるアルバムになればと願っています。今回新録音を販売すると共に、今後もタワーレコードは両者を応援していく所存です。
(タワーレコード)

*尚、下記商品の仕様、発売日等は予告なく変更する場合がございます。

高関健

高関 健&東京シティ・フィルによるブルックナー企画第4弾!2020年の第1弾「ハース校訂による原典版」の第8番に続く注目の「第1稿・新全集版ホークショー校訂」がリリース!前作”第4番”に続く、両者による真摯なブルックナー像の最新作。2024年9月6日の定期演奏会ライヴ。日本のブルックナー演奏史の新たな幕開けとなる注目作!

国内盤CD


東京シティ・フィル、ブレーン、タワーレコードとの共同企画はこれまで2023年12月発売のマーラー:交響曲第9番を含め、計4タイトルを発売してきました。ブルックナーは第1弾となる第8番が2021年3月に、第2弾の第5番を2022年1月、そして前回の第3弾では第4番をブルックナー生誕200年にあたる2024年の8月にリリースしました。高関氏は最新の研究を基に版の選択を行っており、このシリーズにおいても前回の第4番においては第2稿を元とした最新の「コーストヴェット校訂」(第2稿(1878/80)、新ブルックナー全集版コーストヴェット校訂(2018))を使用するなど旧世代における従来のブルックナー演奏とは一線を画す演奏を行ってきました。今回2回目の演奏となる第8番においても、現在浸透しているオーソドックスな前回の第2稿をリリースした後に大幅に改訂となる前の所謂”素”である第1稿に最新の研究成果を反映した「新全集版ホークショー校訂」を取り上げるのは、これまでの日本のブルックナー演奏史のなかでも白眉と言えます。第1稿自体演奏頻度はかなり低く、録音自体もインバルやギーレン等第2稿と比較すると極端に少ないですので接する機会は稀です。実際、この演奏会はブルックナー愛好家の間で大きな話題を呼びました。基本構成の元は同一でもほぼ別の曲と言ってもよい第1稿は最近再評価の機運が高まっていますので、音源としてリリースされるのは多くの愛好家にとっても歓迎されるに違いありません。
収録は、広島に本拠を置く、録音に定評があるブレーン株式会社が手掛けています。実演の録音経験も豊富にあるため(同じ取組みで下野竜也氏と広島交響楽団とのブルックナー:交響曲第4番と第5番、第7番や第8番も発売中)、今回の素晴らしい音質も聴きものです。

<ライナーノーツより>
本ディスクは、2024年9月6日に行われた東京シティ・フィル第372回定期演奏会のライヴ録音である。2015年から常任指揮者を務める高関は、東京シティ・フィルのクオリティを着実かつ如実に向上させてきた。本公演では、2020年8月の第8番(第2稿)と異なる「第1稿・新全集版ホークショー校訂」を使用。信頼する指揮者から拒まれて一旦消えた第1稿は、当初の意思を反映した音楽として再評価がなされており、本演奏は最新校訂版でそれを体験する貴重な機会となった。さらに本演奏は、高関とのコンビ10年の成果、また前回の第8番第2稿から4年の深化に、東京シティ・フィルにブルックナー演奏の流儀を浸透させ、2023年4月生涯最後に2曲の交響曲で魅了した亡き桂冠名誉指揮者・飯守泰次郎の魂も加わった、記念碑的なパフォーマンスである。
柴田克彦(音楽評論家)

※ 新録音
※ 解説書:高関健氏、柴田克彦氏

ブルックナー 交響曲第8番〔第1稿・新全集版ホークショー校訂〕
高関健、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
[OSBR41064 (2CD)  \3,520(税込)] POS: 4995751490230

【収録曲】
アントン・ブルックナー:交響曲 第8番 ハ短調〔第1稿・新全集版ホークショー校訂〕
(DISC1) 第Ⅰ楽章、第Ⅱ楽章
(DISC2) 第Ⅲ楽章、第Ⅳ楽章
【演奏者】
高関 健(指揮)
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
【録音】
2024.9.6 第372回定期演奏会よりライヴ録音
(東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル)
【原盤】
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
【制作・録音】
Executive Pruducer: Shigeta Hoshino(Tokyo City Philharmonic Orchestra)、 Producer: Naoyuki Imoto (Brain Co.,Ltd.)、
Recording Engineer / Editor: Yu Murakami (Brain Co.,Ltd.)、 Photographer: Koichi Miura(Jacket)、
Designer: Sachie Kanbara (Brain Co.,Ltd.)、 Program notes: Ken Takaseki(P3,4), Katsuhiko Shibata(P5-8,Cap Comment)、
Coordinate: Yumi Tomochika(Tokyo City Philharmonic Orchestra)

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高関健

高関 健&東京シティ・フィルによるブルックナー企画第3弾!
ブルックナー生誕200年企画。名曲のさらなる深化を体験!
前作"第5番"に続く、両者による真摯なブルックナー像の最新作。
2022年4月22日の定期演奏会ライヴが最新で登場。


ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
高関健、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
[OSBR41002 (1CD) 3,190円(税込)]

~本ディスクは、2022年4月22日に行われた東京シティ・フィル第351回定期演奏会のライヴ録音である。高関&シティ・フィル・コンビの進化の象徴ともいえるブルックナーの代表的な交響曲=第4番「ロマンティック」。本作は、共にCD化されている2020年8月の第8番、2021年6月の第5番に続く当コンビのブルックナー録音となる。全体に“ブルックナー・リズム"が明解に示され、サウンドは極めて豊潤かつ強靭。これは、高関のもとで年々クオリティを向上させてきた東京シティ・フィルの充実期の記録であると同時に、今は亡き巨匠・飯守泰次郎の薫陶を長年受けた同楽団のこの作曲家をはじめとするドイツ・オーストリア音楽への対応力の高さを示す快演といえるだろう。~
解説書より 柴田克彦(音楽評論家)

※ 解説書:高関健氏、柴田克彦氏

【収録曲】
アントン・ブルックナー:交響曲 第4番 変ホ長調 「ロマンティック」
第2稿(1878/80)、新ブルックナー全集版コーストヴェット校訂(2018)
【演奏者】
高関 健(指揮)
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
【録音】
2022.4.22 第351回定期演奏会よりライヴ録音
(東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル)
【原盤】
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
【制作・録音】
Executive Pruducer: Shigeta Hoshino(Tokyo City Philharmonic Orchestra)、 Producer: Naoyuki Imoto (Brain Co.,Ltd.)、
Recording Engineer / Editor: Yu Murakami (Brain Co.,Ltd.)、 Photographer: Koichi Miura(Jacket)、
Designer: Sachie Kanbara (Brain Co.,Ltd.)、 Program notes: Ken Takaseki(P3,4), Katsuhiko Shibata(P5-8,Cap Comment)、
Coordinate: Yumi Tomochika(Tokyo City Philharmonic Orchestra)

高関健

高関健&東京シティ・フィル企画第3弾。両者による充実した響きの境地!
同コンビのブルックナー:交響曲第5番と第8番に続く第3作。進化したマーラー像。
2022年3月26日の定期演奏会ライヴが最新で登場!


マーラー:交響曲第9番
高関健、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
[OSBR39003 (1CD) 2,970円(税込)]

~本CDは、2022年3月26日に行われた東京シティ・フィル第350回定期演奏会のライヴ録音である。この公演は満員の聴衆を集め、終演後には力強いカーテンコールが長く続いた。名匠・高関健の常任指揮者就任から7年、東京シティ・フィルの進化は目覚ましい。アンサンブルの精度とサウンドの輝きがグングン増しているし、近年はオーケストラ全体に表現意欲が漲っている。精緻極まりないアプローチとそれに見事に応えたオーケストラ(各楽器のソロも光っている)による新鮮で引き締まったマーラーの9番。これは、当コンビの充実ぶりを如実に示すと同時に、更なる飛翔の礎ともなる名演だ。~
解説書より 柴田克彦(音楽評論家)

※ 解説書:高関健氏、柴田克彦氏

【収録曲】
グスタフ・マーラー:交響曲 第9番 ニ長調
【演奏者】
高関 健(指揮)
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
【録音】
2022.3.26 第350回定期演奏会よりライヴ録音 (東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル)
【原盤】
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
【制作・録音】
Executive Pruducer: Shigeta Hoshino(Tokyo City Philharmonic Orchestra)、 Producer: Naoyuki Imoto (Brain Co.,Ltd.)、
Assistant Produer: Yuya Yamamoto (Brain Co.,Ltd.)、 Recording Engineer / Editor: Yu Murakami (Brain Co.,Ltd.)、
Photographer: Koichi Miura、Illustrator: Hirose Masami (Design Studio FUN)、 Designer: Tsuyoshi Shimono (tsuyoshi * graphics)、
Program notes: Ken Takaseki(P3,4), Katsuhiko Shibata(P5-8,Cap Comment)、
Coordinate: Yumi Tomochika(Tokyo City Philharmonic Orchestra)、 Niina Matsumoto(Tokyo City Philharmonic Orchestra)

高関健

大作の真価を示す雄大な快演!
第1弾の"第8番"に続く、両者による真摯なブルックナー像。
2021年6月16日の定期演奏会ライヴが最新で登場。日本のオケの録音史に残る名演!


ブルックナー:交響曲第5番(原典版)
高関健、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
[OSBR38006 (1CD)  2,860円(税込)]

~本作は2021年6月に行われた東京シティ・フィル第342回定期演奏会のライヴ録音である。高関のもとで同楽団のクオリティは年々向上し、特に近年は毎回の公演が充実著しい。その代表格である2020年8月のブルックナーの交響曲第8番の濃密な名演は、当コンビ初のCD化もなされた。本CDはそれと並ぶ大作を収めた第2弾。ブルックナーに造詣の深い高関はここでも、堅牢にして雄大な構築と対位法の綾やこまやかな表情を共生させながら、第8番以上に“ブルックナーらしい"第5番の真価を明示している。これはその快演の記録である。
~解説書より 柴田克彦(音楽評論家)

※ 解説書:高関健氏、柴田克彦氏

【収録曲】
アントン・ブルックナー:交響曲 第5番 変ロ長調 (原典版)
【演奏者】
高関 健(指揮)
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
【録音】
2021.6.16 第342回定期演奏会よりライヴ録音
(東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル)
【原盤】
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
【制作・録音】
Executive Pruducer: Shigeta Hoshino(Tokyo City Philharmonic Orchestra)、 Producer: Naoyuki Imoto (Brain Co.,Ltd.)、
Recording Engineer / Editor: Yu Murakami (Brain Co.,Ltd.)、 Photographer: Koichi Miura(Jacket)、
Designer: Sachie Kanbara (Brain Co.,Ltd.)、 Program notes: Ken Takaseki(P3,4), Katsuhiko Shibata(P5-8,Cap Comment)、
Coordinate: Yumi Tomochika(Tokyo City Philharmonic Orchestra)

高関健

意欲的公演による壮大な名演!
高関健と東京シティ・フィルによる真摯なブルックナー像。
2020年8月12日の定期演奏会ライヴが最新で登場。
日本のオケの録音史に一石を投じる名演!


ブルックナー:交響曲第8番(ハース校訂による原典版)
高関健、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
[OSBR37016/7 (2CD) 2,970円(税込)]

<メッセージ>
新型コロナウィルスの脅威により、ほとんどの公演が中止あるいは延期に追い込まれた2020年の前半。東京シティ・フィルも演奏再開を模索し、6月26日の第335回定期演奏会(藤岡幸夫さん指揮)を無観客配信の形で開催、延期されていた第332回定期を8月12日に、お客様をお迎えして行うことに決めました。しかし舞台上の密接を避けるなど厳しい制約の下、予定されていたプッチーニ「トスカ」の上演は変更を余儀なくされました。各オーケストラが小編成での公演を行う当時の状況を見ながら、編成を可能な限り拡大し、充実した響きを持つ演奏をお届けできないものか。私たちは感染対策を遵守、舞台配置など諸条件を慎重に検討、そこから導き出された編成の中からブルックナーの第8交響曲を選び出しました。練習を重ねながら、私たちは演奏する喜びを改めて確認、その意味を反芻し本番に臨みました。困難な状況の中でお客様と共にオーケストラの豊かな響きを最大に楽しんだ、その特別な雰囲気を記録された演奏から感じていただければ本当にうれしく思います。
(高関健)

※ 解説書:高関健氏、柴田克彦氏

【収録曲】
アントン・ブルックナー:交響曲 第8番 ハ短調 (ハース校訂による原典版)
【演奏者】
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
高関 健(指揮)
【録音】
2020.8.12. 第332回定期演奏会よりライヴ録音
(東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル)
【原盤】
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
【制作・録音】
Executive Producer: Shigeta Hoshino(Tokyo City Philharmonic Orchestra)、 Producer: Kiyotsugu Oma (Brain Co.,Ltd.)、
Recording Engineer: Yuji Miyashita (Brain Co.,Ltd.)、 Editor: Yoshiaki Matsubara (Brain Co.,Ltd.)、Photographer: Takafumi Ueno(Jacket)
Designer: Sachie Kanbara (Brain Co.,Ltd.)、 Program notes: Ken Takaseki(P1,2), Katsuhiko Shibata(P3-6),Hiroo Tojo(Cap Comment)、
Coordinate: Yumi Tomochika(Tokyo City Philharmonic Orchestra)

東京シティ・フィル

演奏者プロフィール

<高関 健>(常任指揮者)Ken Takaseki, Conductor (Principal Conductor)
<PROFILE>
桐朋学園在学中の1977年、カラヤン指揮者コンクールジャパンで優勝。ベルリンでヘルベルト・フォン・カラヤンのアシスタントを、タングルウッド音楽祭でもレナード・バーンスタイン、小澤征爾らに指導を受け、1984年ハンス・スワロフスキー国際指揮者コンクール優勝。
国内はもちろん海外への客演も多く、2013年と2017年にはサンクトペテルブルグ・フィル定期演奏会を指揮、世界に名だたる名門オーケストラから豊潤な響きを引き出し聴衆や楽員から大絶賛を受けた。ピエール・ブーレーズ、ミッシャ・マイスキー、イツァーク・パールマン、ギドン・クレーメル、ミハイル・プレトニョフ等の世界的作曲家やソリスト、特にマルタ・アルゲリッチからは3回の共演を通じてその演奏を絶賛されるなど絶大な信頼を得る、緻密で徹底的なスコア分析からスケールの大きな音楽を作りだす名匠。
オペラでも新国立劇場やウラジオストクとサンクトペテルブルグでの團伊玖磨「夕鶴」、大阪音楽大学ザ・カレッジオペラハウスでのブリテン「ピーター・グライムズ」をはじめ、2021年は新国立劇場でストラヴィンスキー「夜鳴きうぐいす」、チャイコフスキー「イオランタ」を指揮、作品の魅力を存分に伝えて高い評価を得ている。
広島交響楽団音楽監督・常任指揮者、新日本フィル正指揮者、大阪センチュリー交響楽団常任指揮者、群馬交響楽団音楽監督(現・名誉指揮者)、札幌交響楽団正指揮者、京都市交響楽団常任首席客演指揮者などを歴任し、2025年10月現在東京シティ・フィル常任指揮者(2015年4月~)、富士山静岡交響楽団首席指揮者(2021年4月~)、仙台フィル常任指揮者(2023年4月~)を務める。
第4回渡邉曉雄音楽基金音楽賞(1996年度)、第10回齋藤秀雄メモリアル基金賞(2011年)、第50回サントリー音楽賞(2018年度)を受賞。NHK等の番組にも定期的に出演するなど幅広い活躍を続けている。
東京藝術大学名誉教授。X (旧twitter) @KenTakaseki

<東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団> Tokyo City Philharmonic Orchestra
1975年4月、自主運営のオーケストラとして設立。年間100回を超える公演は、定期演奏会、特別演奏会の他、オペラ、バレエ公演やポップスコンサート、テレビ出演、CD録音など多岐にわたる。特にテレビにおいては、テレビ朝日『題名のない音楽会』でその新鮮な魅力溢れる演奏を披露し、 日本全国で好評を博している。
1997年9月、ワーグナー指揮者として名高い飯守泰次郎が常任指揮者に就任。2000年9月から4年がかりで展開してきた「東京シティ・フィル オーケストラル・オペラ『ニーベルングの指環』」 全4部作上演では、飯守&東京シティ・フィルの創り出す高水準のワーグナー音楽が各方面から大きな反響を巻き起こすと共に、常に高い評価を得ることに成功した。
2002年4月には、フランス音楽に造詣の深いパリ在住の指揮者・矢崎彦太郎が首席客演指揮者に就任。フランス音楽の世界を幅広く系統立てて網羅した「フランス音楽の彩と翳」と題する画期的なシリーズを展開した。
1994年から東京都江東区と芸術提携を結び、ティアラこうとうを主な拠点としてティアラこうとう定期演奏会や公開リハーサル、楽器の公開レッスン、音楽鑑賞教室など、地域に根ざした音楽文化の振興を目的に幅広い活動を行っている。
2012年4月、宮本文昭が初代音楽監督に就任。
2015年4月、楽団創立40周年を迎え、第4代常任指揮者に高関健が就任。2019年3月には「ロシアにおける日本年」の一環としてウラジオストクとサンクトペテルブルクにおいて常任指揮者 高関健指揮のもと團伊玖磨のオペラ「夕鶴」を演奏し、日本のオペラ作品の魅力を海外に発信した。同年4月より藤岡幸夫が首席客演指揮者に就任。
2021年5月には桂冠名誉指揮者 飯守泰次郎の傘寿記念として「ニーベルングの指環」ハイライト特別演奏会(演奏会形式)を開催。コロナ禍での開催ながら、海外から世界最高峰のワーグナー歌手陣を招き大成功を収め、2022年8月に第30回三菱UFJ信託音楽賞を受賞。2025年4月に楽団創立50周年を迎え、さらなる活躍が最も期待されているオーケストラである。
(2025年10月現在)

カテゴリ : タワーレコード オリジナル企画 タワー限定 ニューリリース | タグ : ANTON BRUCKNER

掲載: 2025年11月14日 12:00