注目アイテム詳細

Naxos~2026年4月第1回&第2回発売新譜情報(8タイトル)

掲載: 2026年03月18日 16:30

キップ・ウィンガー

CD(8タイトル)



■作品詳細

今回はロック界の大御所、キップ・ウィンガーのクラシック作品に、ヨアヒム・ラフの歌劇《妖精夫人》、カンチェリの晩年の3作品、ティペット四重奏団が取り組むグラズノフの弦楽四重奏曲全集第1集、ベートーヴェンと同時代のウィーンで活躍した名ギタリスト・作曲家マティーカのギター作品集第1集など、世界初録音を含むCD8タイトルがリリースされます。

一部世界初録音
キップ・ウィンガー(1961-):ヴァイオリン協奏曲「花言葉の中で」、回帰する光の交響曲
ペーター・オットー(ヴァイオリン)、ジャンカルロ・ゲレーロ(指揮)ナッシュヴィル交響楽団

キップ・ウィンガーは、ロック界で成功を収めながらクラシック作曲家としても評価を確立した異色の存在。アリス・クーパーとの共演や自身のバンド「Winger」で名声を得る一方、幼少期からクラシック音楽とバレエに親しみ、作曲家リチャード・ダニエルプールにも師事し研鑽を重ねてきました。大きな転機となったのはサンフランシスコ・バレエ団のための「Ghosts」を収録したアルバム『ニジンスキーとの対話』。グラミー賞最優秀現代クラシック作曲部門にノミネートされたことで、この作品に目を留めたジャンカルロ・ゲレーロの委嘱で、ここに収録された2曲が書かれました。ヴァイオリン協奏曲は、4つの花言葉が喚起する愛の物語をイメージしたもの。「回帰する光の交響曲」は自身が経験した心理的な危機とそこからの回帰を投影しているといいます。
(ナクソス・ジャパン)

ヨアヒム・ラフ(1822-1882):歌劇《妖精夫人》(2枚組)
ダリオ・サルヴィ(指揮)マリアーンスケー・ラーズニェ西ボヘミア交響楽団

ヨアヒム・ラフが生涯に遺した6曲のオペラのうち、第3作にあたる《妖精夫人》は1870年に初演され、彼の大きな転換点となりました。マドリードを舞台にテンポよく展開するストーリーは、初期の重厚なワーグナー主義から一転、ロッシーニ風の軽快さやフランス歌劇風の華やかさと、抒情性を併せ持つ音楽に結実しています。この分野の第一人者ダリオ・サルヴィが作品の魅力を適切に伝えます。
(ナクソス・ジャパン)

世界初録音
ギヤ・カンチェリ(1935-2019):エクス・コントラリオ、 ミデルハイム、ツティソペリ
レーラ・アウエルバッハ(指揮、ピアノ)、リトアニア室内管弦楽団、趙静(チェロ)、パヴェル・ヴェルニコフ(ヴァイオリン) 他

ギヤ・カンチェリは、静謐な旋律と衝撃的な大音量の対比、そしてジョージアの伝統に根ざした独自の語法で知られる作曲家です。ソ連時代に見られた重厚な作風は、晩年になるにつれて極限まで削ぎ落とされ、より抑制的で内省的な表現へと変化しました。このアルバムには、その晩年の作風を象徴する3曲が収められています。サンプラーや環境音を取り入れた異色の編成で描かれる「Ex contrario エクス・コントラリオ」、三重奏と合奏がまるで一つの楽器のように融合する「Middelheim ミデルハイム」、そして2019年に完成した、事実上の絶筆となった「Tsutisopeli ツティソペリ」(「この世のはかなさ」の意)。いずれも深い祈りにも似た精神性が宿っています。
レーラ・アウエルバッハは1973年チェリャビンスク生まれ。音楽一家に育ち幼少期から作曲を始め、その後マンハッタン音楽学校、ジュリアード音楽院、ハノーファー音楽演劇大学で研鑽を積みました。現在は作曲家として主要オーケストラやアンサンブルから委嘱を受ける一方、ピアニスト、指揮者としても国際的に活躍しています。協奏曲、室内楽、声楽曲など幅広い作品を通じ、独自の音楽語法による創作を続けています。
(ナクソス・ジャパン)

アレクサンドル・グラズノフ(1865-1936):弦楽四重奏曲全集第1集 - 第1番 - 第3番「スラヴ」
ティペット四重奏団

ティペット四重奏団がグラズノフの弦楽四重奏曲全曲録音を開始。生涯に書いた7曲の弦楽四重奏曲のうち、まず番号順に3曲が発表されます。第1番は10代の作品ですが、古典的な形式と抒情がマッチしてグリンカ賞に輝きました。第2番では表現の幅がより大きくなっています。「スラヴ」の愛称を持つ第3番は、民族的要素をより多く取り込んでいます。
(ナクソス・ジャパン)

ウェンツェル・トマス・マティーカ(1773-1830):ギター・ソナタ全集 第1集 - 大ソナタ第1番、第2番、ギター・ソナタ、進歩的なソナタ
ドラゴシュ・イリエ(ギター)

ボヘミア出身のヴェンツェル・トマス・マティーカは、ベートーヴェンと同時代のウィーンで活躍した名ギタリスト。法律家を志した後に音楽へ転向し、シューベルトとも親交を深めました。ハイドンやモーツァルトの影響を受けた彼の作品は、古典派の気品と初期ロマン派の抒情を併せ持ち、ギターの技巧的限界を追求しています。第1集には2つの大ソナタを中心に収録。国際コンクールで20以上の優勝歴を誇る俊英ドラゴシュ・イリエは、圧倒的なテクニックと力強い演奏で、マティーカの音楽が持つ本来の面白さを生き生きと伝えています。
(ナクソス・ジャパン)

フランツ・リスト(1811-1886):ピアノ作品全集 第68集 - 舞曲のトランスクリプション集
シ・ウェンティン(ピアノ)

大人気シリーズ、リストのピアノ曲全集。第68集には、リストが自身の弟子や友人、同時代の音楽家たちへの称賛を込めて手がけた編曲作品を集めています。超絶技巧が光るウェーバーやコンラーディの編曲から、タウジヒやスメタナの作品に添えた短い導入部まで、その内容は多岐にわたり、リストが、他者の独創性と自らのピアノ語法を融合させ、名曲に新たな光を当てた興味深い軌跡を辿ることができます。演奏するシ・ウェンティンは、リーズ、香港国際、サンノゼなど数々の国際コンクールで入賞。ジュリアード音楽院、イェール大学、ウィーン国立音楽大学、ベルリン芸術大学を経てノースウェスタン大学で博士号を取得。世界各国の著名オーケストラや音楽祭に招かれ、ニューヨーク、パリ、ウィーン等の主要ホールで演奏しています。
(ナクソス・ジャパン)

期待の新進演奏家シリーズ/パク・ジンヒョン
パク・ジンヒョン(ピアノ)

2023年の「第64回ハエン賞国際ピアノ・コンクール」で優勝した、韓国の俊英パク・ジンヒョンのアルバム。1953年創設、1956年よりほぼ毎年開催されるこのコンクールは、スペイン音楽の普及に注力する、世界的に権威ある大会の一つ。ここにはブラームスの重厚な変奏曲、グラナドスによるスペイン音楽のほか、コンクールでのライヴ録音によるドヴォルザークの五重奏曲が収められています。パク・ジンヒョンは、ソウル・ヨンセ大学を経てハノーファー音楽大学でアリエ・ヴァルディらに師事。クリーヴランドやモントリオールなど主要な国際コンクールで実績を重ねており、今まさに世界が注目する逸材。緻密な知性と高い情熱を兼ね備えた確かな技術を披露しています。
(ナクソス・ジャパン)

期待の新進演奏家シリーズ/ジェイデン・アイジク=ズルコ
ジェイデン・アイジク=ズルコ(ピアノ)

2024年にモントリオール国際音楽コンクールとリーズ国際ピアノ・コンクールを相次いで制してたアイジク=ズルコ。その後もウィグモア・ホールやカーネギーホールでリサイタルを行い、トップアーティストとしての地位を確かなものとしています。
このアルバムは彼が国際的な注目を集める端緒となった2022年のサンタンデール・パロマ・オシェア国際ピアノコンクール優勝の副賞として2024年にセッション録音されたもの。スクリャービンとラフマニノフというロシア・ピアノ音楽の2大巨匠の作品を通して、込み入った難曲においても自由かつ即興的に弾いているかのように感じさせる卓越した技巧と音楽性を披露しています。
(ナクソス・ジャパン)

2026年3月第1回&第2回発売タイトル



カテゴリ : ニューリリース